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コラム

音を気にせず楽器を楽しみたい!自分でできる部屋の防音方法

防音リフォーム

2017年6月17日 / 2017年9月7日更新

子どもの時に習っていたピアノを再開したい、若い頃に弾いていたギターでバンド活動をしたい…など、音楽を趣味にしている方にとって、自宅で練習をしたり音楽鑑賞をしたりするのは大きな楽しみだと思います。
でも、思う存分楽器を弾いたり、臨場感あふれる音量で音楽を聴くのは「音が漏れてご近所迷惑になるのでは?」と気になっている方も多いでしょう。

今回は、「壁」「窓」「床」の3つにポイントを置いて、自分でできる防音対策についてご紹介します。

音の経路に沿って、自分でできる防音対策

ピアノ、サックス、ギターなど…楽器の演奏が趣味なのに、自宅で練習できないためカラオケボックスをわざわざ利用している…そんな話をしばしば耳にします。理由は、「音が漏れて近隣に迷惑がかかるから」というのが大半のようです。

電車が通過するときのガード下の騒音レベルは100デシベルで、ドラムの音はそれを越える120デシベル、ピアノは80デシベルと高い数値を指しており、騒音トラブルの原因になることが見て取れます。

音が入ってくる経路は、壁、窓、床からと大きく3つに分けることができます。それぞれに適した防音対策をみていきましょう。

家具のレイアウトを変える

まずは、ウォーミングアップとして、取りかかりやすいことからスタートしてみます。
それは、家具の配置を見直すことです。

音は壁を伝わっていくので、テレビやスピーカーは壁から50㎝以上は離して設置しましょう。本棚やタンスは音を遮断してくれるので、壁に付けて置いても問題ありません。
スピーカーなどを床の上に直接置いている場合は、その下にラグなどを敷いてみてください。この敷物を防音用にするのもおすすめです。

壁は遮音シートと吸音ボードで対策を

ここからが本格的な防音対策です。まずは壁の防音対策についてみていきましょう。

ホームセンターなどで高密度の吸音ボード、遮音(防音)シートを購入し自分で壁に張ることができます(インターネットでも購入することが可能です)。まず遮音シートを壁に張り、その上に吸音ボードを張るという作業になります。
吸音ボードは、音を吸収する役割がありますが、吸収しきれない音は漏れてしまいますので、遮音シートを施します。遮音シートは、音をはね返して遮断する役割があります。
この吸音ボードと遮音シートを併用して、防音対策をするのが理想的です。

なお、吸音ボードの厚みは吸音性能と関係していますので、厚みがある方が吸音性を高めることができます。

窓から音が漏れるのを防ぐために防音シートやカーテンを利用

続いて「窓」を防音する方法です。
遮音カーテンの取り付けは、気軽に行える防音対策です。遮音カーテンはピアノやバイオリンなど高い音に対して効果を期待することができます。なお、低音など振動をともなう音に対しては効果がありません。

カーテンは窓の大きさに合わせて作るのが基本です。吐き出し窓でなくても、床まで届く長さで、窓をしっかりと覆うように吊るしましょう。

窓ガラスには防音シートを張りましょう。小さくて丸いエアークッションがついた緩衝材タイプのものなど、いろんな商品が販売されているので使ってみてください。

既存の窓の内側に内窓を取り付けることができる二重窓キットも販売されているので、こういったアイテムで外窓と内窓の間に空気層をつくるのも防音対策には有効です。

なお、サッシの隙間から音が漏れるので、隙間にも防音テープを張ることをおすすめします。

床は防音カーペットで対策

「床」の防音対策をご紹介します。

一番簡単な方法は、防音カーペットを敷くことです。床の一部分ではなく全体に敷くようにしてください。防音カーペットには「タイルカーペット」といって、正方形にカットされたものもあります。こういったタイプであれば、汚れた部分だけを取り換えることができるので便利です。

床に敷く防音材としては、コルクマットも吸音性と防振性を期待することができます。既存の床の上にコルクマットを敷いて、その上に防音カーペットを敷くと防音効果を高めることができます。

「防音ラグ」も販売されており、これは部分的に敷くタイプです。吸音性は高いので、オーディオなどの下に敷くことができます。部屋全体にタイルカーペットを敷きつめて、スピーカーなどの下には「防音ラグ」を重ねるのもおすすめです。

カーペットだけでなく、畳も音を遮る効果があります。

カーテンやカーペットによる防音対策は、自分好みの色を選べるなど、インテリア性が高いのでコーディネートを楽しめるのも魅力のひとつです。

ドア枠の隙間や換気口も忘れずに防音対策を

音は、窓やドアといった開口部から漏れてしまいます。窓と同じようにドアにも遮音シートを張って防音対策をしてください。ドア枠の隙間部分には防音テープを張って、密閉度を上げましょう。

なお、24時間換気のための給排気口からも音は漏れますので、防音フードを取りつけるようにしてください。

いかがでしたか?
自分でできる防音対策の方法をいくつかご紹介しました。マンションや一軒家など住居のタイプ、木造や鉄筋コンクリートなど住宅の構造の違いなどで防音効果にも差が出てきます。また、音に対して感じ方は個人差がありますので、まわりへの配慮は十分に行うようにしてください。

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