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コラム

続・貴乃花親方の「降格」

ニュースの読み方

2017年12月29日

 貴乃花親方が受ける可能性があった「処分」としては、重い順に「降格」「業務停止」「報酬減額」の3つが考えられていた。その意味で「降格」というのは考えられていた処分の中では最も重かったことになる。しかし、私個人としては「業務停止」の方が最も怖いと感じていた。何故なら、この処分は「降格」よりも実質的に数倍ないしは数十倍も貴乃花親方にとって大きなダメージとなるからだ。

 まず、「降格」の場合、理事会には出席できるが発言権はなくなる。いわゆるオブザーバー扱いだ。給料は下がるが大した差額ではない。また、来年2月に実施される「理事選挙」には堂々と立候補者することが可能である。この点の事情は「加害者側」でみずから理事を辞任した伊勢ヶ濱親方も同じ事情だ。

 ところが、処分としては「降格」より軽いはずの「業務停止」だと、それこそ貴乃花親方の「日常業務」に大きな影響が出る。貴乃花部屋における力士たちの指導が出来ない、親方としての給料が停止される、理事会にも出られない、そして場合によっては(業務停止の期間によっては)次の「理事選挙」にも立候補できないことすらあり得るのだ。

 いったい、日本相撲協会の「懲戒規程」はどうなってるのか。まったくバランス感覚が存在していない。実際に発動されることが余りない規程だけに、これまで「現実味」を帯びてこなかったのであろうが、これを機に、まっとうな「懲戒規程」に策定し直すべきだ。

 そして、すぐに臭い物にフタをしようとする「隠ぺい体質」を改めるとともに、「暴力体質からの脱却」を本気で目指さなければ、「日本相撲協会」ならぬ「日本無法協会」などと揶揄されかねない。「国技」が「酷技」になってはイケナイのである。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
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