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コラム

貴乃花親方の沈黙(1)

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2017年12月14日 / 2017年12月15日更新

 貴乃花親方が「だんまり」を押し通している。いつもながら、この人の「精神力」には頭が下がる思いがする。日本相撲協会が「暴力騒動」の早期収拾を狙って貴乃花親方を毎日のように責め立て、評議員会議長の池坊保子氏もTVに出まくって相撲協会を後押しし、メジャーなマスコミがこぞって貴乃花親方を「変人扱い」してバッシングする中、じっと黙って耐え忍んでいる姿は本当に格好が良い。

 まず、日本相撲協会は、今回の「暴力騒動」をあまりにも軽視し過ぎだと思う。「軽視」というより「わざと目をつぶっている」と言った方が妥当かもしれない。ものごとには常に「オモテ」と「ウラ」があるが、被害者である貴ノ岩に対する暴行・傷害事件が、元横綱・日馬富士の「単独犯」と言う筋書きは「オモテ向き」の話にすぎない。

 貴ノ岩は、モンゴル出身でありながら、横綱・白鵬を頂点とする「モンゴル力士勢」とは一線を画してきた。「ガチンコ」一筋の貴乃花親方が弟子たちに対し、他の力士との「土俵外のつきあい」を原則として禁止してきたからである。他の相撲部屋に出掛けて行う「出稽古」すらも原則禁止というから貴乃花親方は徹底している。これは、力士同士が仲良くなることは「馴れ合い」を生み、ひいては「八百長」の温床になるとの考え方によるものだろう。

 そんなわけで、貴ノ岩は「モンゴル力士勢」のなかでも「孤高」を保ち、平成29年1月の「初場所」では横綱・白鵬を堂々と打ち負かした。貴ノ岩は「白鵬にガチンコで勝った」ことを誇りに感じて喜んでいたが、面白くないのは白鵬の方であろう。何度か人を介して貴ノ岩を呼びつけたり出稽古に誘ったりして「接近」を試みるが、いずれも失敗したという。そのあたりは貴乃花親方のガードの方が固かったと言える。

 ところが、本年10月の「鳥取巡業」では、貴乃花親方に大きな「誤算」があった。貴ノ岩の母校である鳥取城北高等学校の「関係者」が集まる会合に出掛けた貴ノ岩を待っていたのは、誰あろう「モンゴル力士勢」だったのだ。飛んで火に入る夏の虫とは貴ノ岩のことである。日馬富士が言う「礼儀がなっていない後輩を正した」は、決して当日の「スマホ」の話だけではないだろう。「白鵬が話をしている際にスマホを触った」くらいのことで、後輩力士の頭を鈍器でカチ割り10針(11針?)も縫う大怪我をさせるというのは「ストーリー」として余りに薄弱すぎる。ここには「ウラ」があると見でまず間違いがないと思われる。(…つづく)

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
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