商標登録の費用を格安に抑え、中小企業を全力サポート（3/3）

弁理士と技術士の立場で“中小企業の元気”をお手伝い

　独立前は地元の鉄道会社の技術部門で働いていた岩崎さん。「いつかは独立開業する」との思いで技術士の資格を取得し、退職後に技術コンサルタント業務を行う現事務所を設立。それと同時に弁理士の勉強を始めたそうです。

　「実は弁理士の資格を取得するまで11年もかかったんですよ。事務所の経営をしながら毎日2時間、勉強を続け、友達からも『恐ろしい忍耐力だね』と言われました。弁理士の試験は法律分野が多く、私のような理系の人間には大変でしたが、先に『弁理士になる』と周囲に宣言していたので頑張れたのかもしれません」

　兵庫県内はもちろん、近隣の府県にも出張し、技術士と弁理士という2つの資格を生かしてさまざまな案件に対応している岩崎さん。「ある企業では商品開発に一から携わりました。完成品が特許を取得できた時は、皆さん本当に喜んでくださり、一緒に祝杯を上げました」とほほ笑みます。

　「これからも知的財産の分野で地方の個人事業主や中小企業が元気になるお手伝いをどんどんしていきたいです。特に商標は大企業と対等に戦える強力な武器になります。弁理士だからと構えずに、何でも気軽にご相談ください」

（取材年月：2015年3月）

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