コラム
5月の体調不良の乗り切り方
2018年5月12日 公開 / 2019年1月15日更新
毎年、5月になると体調を崩す方がおられます。
5月病は一時的に済む場合もありますが、その状態が長く続き、
登校拒否や出社拒否などになる場合もあります。
春は体の自律神経系が交感神経緊張状態から、副交感神経緊張状態への
急激な変化が起こります。自律神経系の乱れは、ホルモン系や免疫系の
バランスも乱れ、白血球の中の顆粒球の数が減り、リンパ球の数か増えやすくなります。
その結果、春は花粉症・アトピー・喘息などのアレルギー疾患になりやすくなります。
他の症状としては、落ち込んで何もやりたくない、根気が続かない、イライラする、
不安や焦りを感じるなどがあります。
また精神的な不調が体にもあらわれ、風邪が治りにくい、腹痛、不眠、食欲不振、
倦怠感、頭痛、めまい、冷や汗、動悸、便秘などの症状が出ることもあります。
もう一つの原因は、ストレスと体の疲れがピークになったことが原因と考えられています。
大学生になって初めて一人暮らしをしたり、社会人になって時間に追われる生活、
転勤・異動などの環境の変化に加え、4月~5月は歓迎会などの行事で、緊張の
連続で体力を消耗します。何よりもストレスとなるのは神経を使う、新しい人間関係と
思います。「疲れたな」と感じたら、無理に頑張ろうとせずに休みましょう。
自分の好きな事をして、のんびりとくつろいだり、ホッとできる時間を持ち、「自分らしさ」を
取り戻しましょう。家族や友人に悩みを聞いてもらうのも悪い事ではありません。
会話の中で、自分の悩みが整理でき、前向きに取り組めるようになります。
~~私が薦める、疲れた時のリフレッシュ法~~
大好きな癒される音楽を聞きながら、普段より睡眠を多くとります。よく眠ることで、
精神的な疲労回復は早いと思います。7~8時間程度の睡眠時間をしっかり確保し、
日中は太陽の光を浴びましょう。食事の量を減らし胃腸や肝臓を休めます。
ストレスで早食い・飲み過ぎ・食べ過ぎのケースも多いので胃腸を休め、
休肝日にする事が大切です。
お酒はストレス発散になりますが、疲労が溜まっている時は逆効果です。
そして、温度低くめのお風呂にゆっくりと入ります。
寝室は、森の香りなどのアロマを使う事も良いでしょう。ちょっと元気が出たら、
近くの山や公園へウォーキング。森林浴は、ストレス疲労にとても良いと思います。
5月病にならないように、リフレッシュして日々のストレス疲れを取りましょう!!
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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
がん、アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど
食養生も大切にしている『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。
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