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植田有祐

公認会計士試験の合格に貢献する簿記・会計指導のプロ

植田有祐(うえだゆうすけ)

公認会計士事務所MVP

コラム

平成30年公認会計士試験第Ⅱ回短答式試験 出題予想

【公認会計士試験】 短答 出題予想

2018年5月9日 / 2018年7月10日更新



受験生の皆さん、いよいよ短答式本試験(2018/5/27)まで、あと2週間と少しとなりましたね。

管理会計の現場では「原因管理」という概念があります。
簡単に言うと、なぜそのプロジェクトは失敗したのか?→そこから得られる教訓はなにか?というように、失敗を有効な情報にするために、その事実をただ羅列するのではなく、なぜそれが起こり、どのように対処したのか、その失敗後の総括等を行い、かつ、それをシェアできるように知識化し、分析することを「原因管理」というわけです。
かのビル・ゲイツ氏も、『成功を祝うのはいい。しかし、もっと大切なのは失敗から学ぶこと。失敗をどう生かすかで、どれだけ社員の発想や才能を引き出し、変化に対応していくことができるかがわかる。だからどの会社にも、ミスをしてそれを最大限活かした経験のある人が必要だ。』と述べていますね。

本試験直前のこの時期、皆様には間違った学習方法を取って欲しくない。
時間がないからこそ、合格まで最短距離で努力をして欲しい。
そんな思いを込めて、正誤形式で直前期の学習方法をまとめました。
×の学習方法を自分はやっている、という心当たりがある方は、もう今日、今から!〇の学習方法に直してみましょう。まだ間に合いますから、信じてください。

×:直前期だから、理論を重点的につめこもう。細かい規定がでたら困るしな…
〇:直前期だからこそ、計算を重点的に復習しよう。毎日解くことこそが計算の「自信」につながってくるから、本試験での点が大きく変わるはずだ。

×:細かい規定の丸暗記に走っており、知らない選択肢がでたら、そんなの解けないよ…
〇:本質を理解しており、知らない選択肢が出題されても、その趣旨から判断して切ろう。

×:未学習の箇所が気になるから、つめておこう。
〇:もう今から新しいことを学習したって、そんな付け焼刃じゃ本試験に対応できないわけだし、腹をくくって、これまで自分がやったことだけ完璧に仕上げよう。

×:よし、あと2週間で答練だけ回そう。
〇:答練ってそのまま出題されるわけではないし、答練ベースでテキストに1つ1つ戻ってテキストを網羅的に復習しなおそう。

×:予備校の答練で4割しかとれなかった…もうダメだろうな…
〇:予備校ってのはどこも難しく作っているし、気にせず、本試験は本質勝負だ!

どうでしょうか?
×は、本当によく聞く失敗体験です。〇をきちんと遂行することが、大きな「実」になるのです。

以下では、恒例の出題予想を行っておきます。
ずばり、平成30年公認会計士試験第Ⅱ回短答式試験は、以下の範囲を、重点的に復習しておきましょう。

【簿記】
(1) 減損・資産除去債務・セール&リースバック
(2) 純資産会計 (配当可能限度・一株当たり当純含む)
(3) 金融商品 (社債・有価証券)
(4) 外貨建取引 (為替予約・ヘッジ)
(5) キャッシュ・フロー計算書
(6) 会計方針の変更 (遡及修正)
(7) 包括利益計算書 (退職給付含む)
(8) 連結財務諸表 (セグメント含む)
(9) 合併交換移転・共通支配下の取引 (子会社の合併)

【財務諸表論】
(1) 概念フレームワーク
(2) 税効果会計
(3) 退職給付会計
(4) 棚卸資産 (低価法)・固定資産ないしのれん (減損)
(5) 資産会計 (リース・資産除去債務含む)
(6) 金融商品
(7) 外貨換算会計
(8) 純資産 (自己株式・新予・ストックオプション含む)
(9) 四半期財務諸表

【管理会計論】
(1) 原価計算基準
(2) 費目別計算 (材料費・労務費)
(3) 製造間接費の配賦
(4) 個別原価計算
(5) 総合原価計算 (追加材料の投入・等級別)
(6) 標準原価計算
(7) 財務諸表分析 (事業部制含む)
(8) 予算実績差異分析・資金繰り
(9) 業務的意思決定 (受注可否・自製or購入)

【監査論】
(1) 不正・品質管理・職業倫理
(2) 報告論 (後発事象・偶発事象・GC含む)
(3) リスク・アプローチ・実施論
(4) 特別に検討を要するリスク
(5) 重要性の基準値 (サンプリング試査含む)
(6) 他の監査人 (グループ監査)・専門家の利用
(7) 内部統制 (監査役・経営者とのコミュニケーション含む)
(8) 四半期レビュー・要約財務諸表
(9) 監査制度・保証業務・公認会計士法

【企業法】
(1) 株主総会・取締役会
(2) 委員会設置会社
(3) 株式・新株予約権
(4) 設立
(5) 組織変更・組織再編
(6) 持分会社
(7) 計算・資金調達
(8) 金融商品取引法
(9) 商人・商行為

短答式を突破しさえすれば、公認会計士への道はぐっと近づいてきます。
最後までがんばってください!

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