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植田有祐

公認会計士試験の合格に貢献する簿記・会計指導のプロ

植田有祐(うえだゆうすけ)

公認会計士事務所MVP

コラム

上がり続ける その1

【会計資格全般】 勉強方法

2014年8月4日 / 2016年1月12日更新



突然ですが、下りのエスカレーターを下から上に向かってかけ上がったことがありますか?
下りのエスカレーターを下から上っていくと中々上に進みません。なぜならエスカレーターは下に動いているわけですから。(あくまでイメージで...。危ないですので実際にはしないで下さいね?)

ちょっと早足で上っても、下るスピードと同じだとその場にとまっているようになります。
がんばってとダーっとかけ足で頑張ってもっと速くあがると少しは高いところまで行けますが、止まればまたすぐスーッと一番下まで戻ってしまいます。

これが、階段だったらどうでしょう?
当然ですが、階段なら1段上れば1段上に進み、10段上れば10段上まで行きます。

この「下りのエスカレーター」と「階段」、資格勉強についてはどちらだと思いますか?


答えは、間違いなく「下りのエスカレーター」です。

資格試験の勉強というのは、「下りのエスカレーターを下から上るようなもの」なんです。


Aさんは勉強が好きではありません。ですがやらなきゃいけないことは分かっています。ですからときどき5時間くらいは一気に勉強するときがあります。
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Bさんも勉強は好きではありません。しかしBさんは毎日1時間くらいずつは勉強するようにしています。
仮に1週間で2人とも同じ5時間の勉強をしたとしましょう。
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この場合、実力がつくのはどちらかというと、圧倒的にBさんです。この状態は続けば続くほど「少しの差」ではなく「圧倒的な差」となってきます。
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AさんとBさんの勉強のやり方を先ほどの「下りのエスカレーター」の話とあわせながら解説をするとこうなります。
Aさんは1週間のうち確かに5時間の勉強をしていますからその日はたくさんのことが分かり、問題も解けたでしょう。
しかし、Aさんは次に勉強するのが何日もたってからです。思い出したように突然勉強にとりかかるというやり方です。
これはエスカレーターでいうと、”ダーっと途中までは下からかけ上がったものの、その後しばらく何もしなくなるので、また一番下まで戻ってしまう”という状態ですね。
そのため、次に勉強するときはまた“前回の状態に戻るまでに時間がかかる”ということになります。これが非常にロスになるのです。
内容にもよりますが、思い出すのには30分や1時間くらいは軽くかかるでしょう。
また、そんなことは無視して先に進めようとするのだけれども、大抵は一つずつ積み上げていかないと理解できないのが資格勉強ですから、結局時間をとっても何も分からないままで終わりにしてしまうということになりかねません。
それでも5時間も机に向かって教科書や問題集を開いているので、やった本人はたくさん勉強をした気になるのです。
でも、そんなことを継続しても中身はさほど伴っていないので、結果は見えていますね。
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さて、それではBさんはどうなるでしょう?
Bさんの勉強時間もAさんと同じで週にたったの5時間だけでした。
しかし、Bさんの場合は短い時間でもほぼ毎日勉強をするというパターンです。ここでまた下りのエスカレーターで例えると、“毎日のように上り続けているので一番下にまで戻らず、少しずつでも上に進んでいる”という状態になりますね。
つまり、”前回やった内容を全てではなくても覚えているので、ちょっと確認すればどんどん次の内容に進んでいける”ということになります。
これは、とった勉強時間がほぼ有効に活用されているともいえます。ですからこのような勉強の仕方を続けていけば確実に理解と定着が進み、実力がメキメキとついていくのです。
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以上の様に、勉強にとった時間が同じでも、やり方が違うと結果が全く違ってきてしまいます。


ここで例を出したAさんとBさんは架空の人物ですが、これと同じ話は現実にたくさんある話です。

大切なのは資格勉強は「階段」ではなく「下りのエスカレーター」だということです。
あなたはAさんですか?
それともBさんですか?

どうせ勉強をするなら効率よく勉強したほうが得ですよね?

今から、今日からで構いません。あなたはBさんです^^


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