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植田有祐

公認会計士試験の合格に貢献する簿記・会計指導のプロ

植田有祐(うえだゆうすけ)

公認会計士事務所MVP

コラム

勉強方法の心得

【会計資格全般】 勉強方法

2013年10月17日 / 2014年8月5日更新

「暗黙知」と「形式知」




この2つの言葉、みなさんご存知でしょうか?

マイケル・ポラニーというハンガリー出身の科学哲学者が、その著書「暗黙知の次元」の「暗黙の知」という章で、『我々は語ることができるより多くのことを知ることができている』と述べてたのが原点であり、
日本では、組織における知識創造の研究者として有名な野中郁次郎さん(一橋大学名誉教授)が1990年に著した「知識創造の経営」の中で詳しく説明されています。

要約するに、
「暗黙知」とは、経験や勘に基づく知識のことで文書や言葉などで表現が難しい知識のことをいいます。
「形式知」とは、文章・言葉・図表・数式などによって表現することができる知識のことをいいます。

我々日本人は、もともと形式知化を進めるのが苦手な(または歴史的にその必要性がなかったために、形式知化能力が向上しなかった)国民です。
特に、日本の伝統芸能や伝統工芸、職人の世界では、師匠のワザを見て盗むという形で、技能が伝承されてきました。
無言の師匠の背中を見つめ、そこからワザを盗み、稽古に次ぐ稽古を重ねて、師匠に追いついて行ったのです。
これは、「暗黙知」の典型といえます。

しかし昨今の企業、とくにホワイトカラーの職場で、仕事のマニュアル化・標準化が進んできています。
コンピュータへの情報の入力や伝票処理については、その手順書や手引書が作られており、新入社員が入ってきたときや中途採用や人事異動で新しいメンバーが組織に加わったときにも、これがあなたの仕事ですよこれを読めば全体の様子はつかめますよ、という書類が大まかには作られているのが現状です。
すべての仕事を形式知化するのは不可能であるにしても、要は、多くの会社や組織で、「暗黙知」をどんどん「形式知」にしていくことで、仕事の効率化が進んでいるわけです。

では、資格試験の受験勉強の世界ではどうでしょうか?

勉強”内容”は、予備校のテキストや街中にあふれる参考書などによって、「形式知」化されています。
勉強”方法”についてはどうですか?こちらについては、残念ながら依然として「暗黙知」の部分が数多くあると思います。資格試験の合格には、勉強”方法”が一番大事(http://mbp-kobe.com/kaikei-mvp/column/37551/)なのにもかかわらずです。肝心なところが、「暗黙知」のままといってもよいでしょう。

声を大にして言いますが、1度受験されて落ちた方は、まず、勉強”方法”を間違っています。
必ず勉強”方法”にも、この様にやったほうがよい、というやり方があります。
「暗黙知」として自分で考えるよりも、誰かに「形式知」として教えてもらったほうが、明らかに早い!!ですよね。

会計MVPは、勉強”方法”についての特別レクチャーを始め、
公認会計士試験・日商簿記検定・税理士試験を目指す受験生全員のサポートを行っています。
http://www.kaikei-mvp.com/
会計MVPの掲げる理念は、「会計資格取得を目指す方全員を合格に導く」です。
このコラムが、少しでも受験生の方の糧になればと、心より願っています。
One for All, All for one!

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