姫路市を拠点に、企業と人材のグローバル化をサポート（3/3）

外国人の採用やコミュニケーションの取り方なども丁寧に解説

　人材不足に頭を悩ませながらも、外国人労働者の受け入れにとまどっている事業主に向けて、平山さんは「人材活用セミナー」も主催しています。

　「『意思疎通がスムーズにできるだろうか』『どのように採用すればいいのかわからない』など、人間関係や雇用に関する不安が大きいと思います。意思疎通においては、日本人の従業員と同じです。コミュニケーションを取り、意見や心情をきちんと伝え合うことが大切。生活習慣や価値観の違いを受け入れるなど、相互理解が不可欠です。その方法について、じっくりレクチャーいたします。また採用に関する制度についてもわかりやすく説明します。留学生の場合、資格外活動許可申請をすればアルバイトとして、1週間で28時間、働いてもらうことができます。コンピューターやシステムエンジニアなど、理系の技術者であれば技術ビザ、貿易業務や通訳・翻訳、トレーダーなどであれば、人文知識・国際業務ビザを手続きすれば雇い入れることができます」

　平山さんは、事業主を伴い中国へ視察ツアーに出かけることも。「活気に満ちあふれ、商売の本質を肌で感じることができます。良い刺激を受けて、ビジネスのヒントを見つけてほしいですね」あなたも海外のマンパワーと湧き上がる熱いエネルギーを活用して、事業拡大を実現してみませんか。

（取材年月：2014年12月）

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