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津田孝二

職人として現場を熟知するリフォームのプロ

津田孝二(つだこうじ)

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コラム

間違った見積もりの取り方をしていませんか?

ちょっとした話

2017年4月13日 / 2017年4月14日更新

はじめに

いまリフォーム業界は他業種からの参入で70%がグレーだと言われているそうです。
なぜこのグレーがこんなにも多いのでしょうか?
元々リフォーム業界は訪問販売詐欺や悪質な営業が多く、まじめにやっている業者には風評被害の強い業界でした。
正直私もリフォーム詐欺がニュースに出るたびに捕まってよかったと思ったものです。
最近では異業種からの参入もあり、下請け任せや無知な営業などクレームになりやすい要素が多くなってきているのが現状です。
リフォームは既存の建物を理解した上でお客様の要望にどう近づけるか考えないといけませんので、新築よりも難しい業界なのです。

見積書はまず最初に疑え。

見積書は正確なものと思われていませんか?
ちょっと待ってください!!
その見積書は誰が作ったものでしょうか?
現地調査に来たのが建築士や職人など専門家で、その専門家が作った見積書であればほぼ間違いはないでしょう。
しかし、そうでなく営業が持ってきた見積書ならまず疑ってください。
一式ばかりになっていませんか?
一式ばかりの場合、営業は内容を把握できていない可能性がありますので、工事内容について質問してみましょう。
営業がしっかりと答えられるのであれば一安心ですが、答えられないようであれば候補から外した方がよいでしょう。
営業はお客様と職人の橋渡しです。
その橋渡しが仕事内容を把握できずに良いリフォームができるでしょうか?
工事は見積書に則って進めますので、見積もりはとても重要なのです。

相見積もりは同条件が前提です。

商品やグレードが違えば、当然のことながら金額も違ってきます。
違う商品で相見積もりしても相見積もりにはなりません。
相見積もりは同じ商品・同じグレード、必ず同条件でしましょう。

また、相見積もりを取るのは2-3社くらいにしましょう。
あまり多いと業者側が嫌がり、業者の方から断りが入ることもあります。
断ってきた業者とは縁がなかったと考えるのもいいですが、もしかしたら断ってきた業者の中に当たりがいる可能性だってあるのですから、業者が嫌がらない程度にしておきましょう。

相見積もりを取った際は金額に目が行きがちですが、項目が抜けていないか必ず比べてみましょう。
項目が抜けていれば金額が安くなって当然です。
相見積もりで大切なのは金額が安いかではなく、ちゃんと見積もりができているか確認することなのです。

正しい相見積もりの取り方とは?

まず、自分がしたいこと、ほしい商品を決めましょう。
予算もあると思いますので、したいことから優先順位をつけましょう。
業者には相見積もりだと言うことを伝え、予算・したいこと・ほしい商品を紙に書いて渡しましょう。

どうしても商品が決まらない時は?

私も業者なのであまりオススメしたくはないのですが、1社に見積もりを依頼します。
その業者の見積もりには、商品名や品番などの明細が記載や添付されていると思いますので、その詳細を元に相見積もりしてもらいましょう。
ただし、商品明細以外は絶対に見せないでください。
後だしじゃんけんが強いのと同じで、金額がわかれば業者は前の見積もり金額を下回ろうとしてくるでしょう。
お客様の本音は「安くしてほしい・・・」、業者の本音は「仕事と取りたい・・・」だと思いますが、施工内容が前の業者と同じとは限りません。
商品代で金額を下げきれない場合は工事費も下げるしかありません。
それが良い方向に行けばいいですが、歯車が狂った時にはクレームになってしまいます。
お客様は「あの金額だから頼んだのに・・」、業者は「安くしたんだから・・」、それがトラブルの元なのです。
業者が変われば工法が変わる・・お客様は同じ内容で金額が安くなったと思っているかもしれませんが、必ずしもそうとは限らないのです。

相見積もりで商品明細以外を見せないでくださいと言うのには、もう一つ理由があります。
正確な見積もりを作成するためには、使用する材料の拾い出しから施工方法・工事工程など最低限の知識が必要になります。
しかしその知識がなければ見積もりを作るのはおろか、正確な内容を職人に伝えることができるはずがありません。
そうなれば、現場は職人任せになり見積もり通りのリフォームにはなりません。

あとがき

いま世の中には個人商店からゼネコン・ハウスメーカーまでリフォームをやっています。
どこに頼むのか、それはお客様の自由です。
ただ、これだけは覚えておいてください。
正確な見積もりをできないところに、良い工事はできません。

関連コラム

□ 安い見積もりにはご注意ください。
□ 工事店として伝えたいこと!
□ リフォーム業者の探し方!注意点!
□ 「施主支給」は本当に得なのか?

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