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堀田周郎

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コラム

マスコミから取材される「信頼関係」の築き方

2019年8月13日

テーマ:パブリシティ戦略

以前のコラムでご紹介したとおり
『マスコミはネタが欲しくてたまりません』

でも、その反面、「知らない人には取材しにくい」とも思っています。
そりゃ、そうですよね。出所の怪しいニュースを流してしまい、それがガセネタ(嘘情報)だったら、その記者の大失態となってしまいます。マスコミが一番嫌うのは「嘘」です。

そこで、記者との信頼関係を築くことが大切になってきます。
信頼関係ができれば、良い記事を書いてもらえ、その後も取材依頼が入るようになります。


記者も信頼関係を築きたいと思っています

私たちが、記者と仲良くなって「取材して欲しい」と考えているように、記者も、取材先との信頼関係を築き「取材の人脈を広げたい」と思っています。

以前のコラムで、マスコミの信頼を獲得する方法として「ホームページの充実」をご紹介しましたが、本当の信頼関係を築くには「実際に記者と会って話をすること」が大切です。

会って話をすれば、お互いの人間性が理解できます。
プレスリリースを持参する機会や、○○主催の記者懇談会といった機会があれば記者と直接話をするよう心がけてください。

マスコミ掲載後は、「お礼のメールを送る」「新情報のメールを送る」などのフォローをするだけではなく、記者にとって「興味のある話」があれば自社以外の話でも情報提供したり、記者から「○○について意見を伺いたい」と依頼があった時には快く引き受けるなど「良いネタ元」になることを心がけてください。

マスコミから嫌われる取材先とは?


マスコミは取材ネタを求めている反面、
売り込みばかりしてくる相手に対しては嫌悪感を持ちます。

特に、新聞記者の皆さんは
「社会を良くする」という行動基準で仕事に取り組んでいます。
「新聞が売れるか?」には興味がなく、使命感に燃えて記事を書いています。

私はたくさんの記者さんと話をしてきましたが、これは共通する認識だと感じています。ですから、「広告枠を買うから取材してくれ」といった言葉は禁句です。


そんな、新聞記者さんに「取材先のどんな行動が嫌か?」と聞いたことがあります。
答えは以下の通りです。

1.嘘をつかれること
2.逃げること、会おうとしないこと
3.質問をはぐらかすこと
4.いつまでも返事をしないこと
5.えこひいき

5番の「えこひいき」とは「特定のマスコミにだけ情報を漏らす人」を記者は嫌うという意味です。
記者は、他社が独占して特ダネを発表することを嫌います。また、他社が一斉に扱っている大きなニュースを自社だけが報道できずにいる特オチという状態になることを恐れています。

だから、日本には記者クラブという制度があります。
でも、よく考えてみると変ですよね。記者が、取材先と人間関係を築くのは「他社よりも早く、特ダネをつかむこと」が目的のはずです。

・自分は特ダネを発表したい
・他社には絶対に抜かれたくない

このビミョーな心理を理解することが、マスコミと上手につきあうコツなのかもしれません。

広告掲載依頼への対応

記者(特に新聞記者)は
社会を良くするために記事を書いています。
広告をした見返りに記事を書くということはありません。

ところが、記事が掲載されると
その会社の営業部から、広告掲載の案内が届くことがあります。

どうしようか? 悩みますよね。

このコラムでは、小さな会社のブランディング手法として
「パブリシティ」と「インターネット」の活用を推奨していますが、マスコミやクチコミといった無料の手法だけに頼ると、時間経過と共に、お客さまの心の中にできあがったブランドイメージと会社が伝えたいと思っているブランドイメージに誤差が出てきます。

このとき、必要なのが「広告宣伝」です。

お金を払えば、ブランドイメージを表現できるロゴマークや画像、キャッチコピーでメッセージを伝えることができます。ここでの広告費は「経費」ではなく、ブランドを守り育てるための「投資」です。

小さな会社も、時期が来れば「エリアを限定する」「ターゲットを絞り込む」などしながらブランディングを目的とした広告宣伝活動を行う必要がでてきます。

広告掲載の依頼があった場合は、地元紙や地域密着型の雑誌などに限りケースバイケースで「申し出を受けるのも悪くない」と私は思っています。

記者だけでなく、営業部の人とも良好な人間関係を築くことは大切だと思います。
ひょっとすると良いことがあるかもしれません(笑)。


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[まとめ]

継続的に取材されるためには、
相手の立場に立って物事を考え、
マスコミとの信頼関係を築くことが大切です。



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