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堀田周郎

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堀田周郎(ほりたのりお) / ブランディングコンサルタント

HAM株式会社

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コラム

カテゴリーを変えれば、商品の価値も変わる

2019年7月30日 公開 / 2020年2月14日更新

テーマ:脱価格競争

コラムカテゴリ:ビジネス

ブランドの価値を高める方法は色々ありますが
「属しているカテゴリーを変える」
という方法はとても効果があります。

以前のコラムで
1個 1,200円の高級サバ缶を
3個 3,500円でセット販売する事例を紹介しましたが

これは商品を
「サバ缶」というカテゴリーから
「贈答品」というカテゴリーに移動させることで
価値を高めることができた好例です。

▼参考コラム:デザインで価値を高める「1,200円のサバ缶」
https://mbp-japan.com/hyogo/horita/column/5030408/


別のコラムで紹介した「腕時計」も同じです。
・デザインや機能を追求したカテゴリー
・ステイタスや資産としてのカテゴリー
に移動させることで、腕時計の価値を高めることが可能になります。

▼参考コラム:価格に対する心のロックを解除しましょう
https://mbp-japan.com/hyogo/horita/column/5030315/


ほかにも探せば
いろいろな事例を見つけることができます。

私は日本酒が好きで
全国から銘酒を取り寄せていますが
平均価格は720mlで2,000円くらい、
酒米や製法にこだわったもので5,000円くらいです。

ところが、我がまち姫路が誇る酒蔵・本田商店の
最高級酒「龍力 米のささやき秋津(以下、秋津)」は
720mlで1本 15,000円です。



この秋津が一番売れているのは「香港」です。

秋津が中国で評価されるのは
酒米・山田錦の最高ランクのものを精米歩合35%まで
磨き込んだ純米大吟醸で、フルーティーで爽やかな
酸味があるワインのような品質の良さからです。

ちなみに、香港のレストランで秋津を注文すると
1本 7万円以上請求されます。


秋津の価格は「日本酒」という
カテゴリーの中では最高クラスです。

ところが、
1本百万円以上する商品が存在する
「ワイン」のカテゴリーでこの酒を考えると
秋津は、中国の富裕層にとってけっして高いものではありません。



続いては、
ある万年筆専門店での話です。

ショーウィンドーの
10万円くらいする万年筆を眺めていた
上品なご婦人がこんなことを言いました。

『万年筆って意外とお安いのですね』
『アクセサリーはこの値段で良いものはありません』


「筆記用具」というカテゴリーの中では
10万円の万年筆は高価な部類に入ります。

ところが、「装飾品」という
カテゴリーの商品として考えた場合
10万円の万年筆を安いと感じるお客さまは存在します。

ブランドとは
「受け手」の心の中に生まれた価値です。

ブランド価値の
決定権は100%お客さま側にあります。


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ブランドの価値は
カテゴリーを変えることで
変化させることができます。

あなたの商品やサービスも
カテゴリーを変えることで
価値を上げることができるかもれません。
 
 
 
[関連コラム]

・絞り込むことで、商品の価値は変わる
 https://mbp-japan.com/hyogo/horita/column/5030571/

・脱価格競争のススメ。値下げ競争はやめましょう
 https://mbp-japan.com/hyogo/horita/column/5029966/


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