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コラム
陸屋根の屋上の防水工事の方法
2015年11月20日
陸屋根に防水は必要不可欠!
防水とは、建物の中に雨水が入りこまないようにするために施される工程のひとつです。
陸屋根と呼ばれる平らな形状の屋根は傾斜がゆるく、小さな水勾配を利用して水を排出していますが、大雨が降ると排水が追いつかず、雨水が溜まりやすくなるというデメリットがあります。
もし、屋根の一部に水溜りがあるようなら、現状は雨漏りが発生していなくても後々雨漏りの原因になる可能性が高い箇所だと判断して良いでしょう。
防水方法は主に3種類に分けられ、塗膜防水、アスファルト防水、シート防水の工法があります。
頻繁に出入りをするのであれば、耐久性の高い塗膜防水やシート防水を施工することが多いようです。日常使用することのない屋根であれば、アスファルト防水がおすすめです。
防水工法について
塗膜防水は、液状の防水材を下地に塗布し化学反応によって防水塗膜を作る方法です。
人の出入りが頻繁な場所や、複雑な形状の屋根に用いられることが多い工法です。
近年良く使用されている防水方法でもあり、屋上菜園やソーラーパネルの設置等で屋根を有効的に使用することが増えているためです。
塗膜防水材は乾きも早いため、塗布した当日に歩いても問題はありません。
シート防水は、ゴムや塩化ビニールでできたシートを下地に貼り付けていく方法です。形の定められたシートを分割して均等に貼り付けるため、複雑な形状ではない屋根の防水に多く利用されています。
防水工法の中では一番簡単に作業が行え、張り替えが生じてもすぐに作業ができるため、人の出入りが多い場所に用いられます。
アスファルト防水は、液状のアスファルトと防水性の高いアスファルトを積み重ねて層を作り、厚みを出すことで水密性と耐久性を高めています。主に、高層ビルやマンションの屋上等、あまり人が立ち入らない場所に適しています。
普段のお手入れと定期的なメンテナンスで屋根を守りましょう!
家庭でできる屋根のお手入れは、主に排水溝の清掃と屋根の点検です。
特に陸屋根の場合には排水溝が詰まることで雨水が溜まってしまう恐れがありますので、こまめに清掃をしましょう。
また、屋根の防水材が劣化していないか、水溜りはできていないかを確認し、もし不具合を見つけたら私どものような専門家にご相談いただくことで解決方法を見つけることができます。
防水方法によって、耐久性も異なりますが短くても15年ぐらいは持つと言われるほど、屋根の防水材は強いものですが、さらに寿命を延ばすためには普段のお手入れと、定期的なメンテナンスが必要なのです。特に、人が立ち入らない高層ビルなどの屋根は専門家に見てもらうことをおすすめします。
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