大人の趣味にギターを始めませんか？　楽しく続けられる神戸市灘区のギター教室（2/3）

堅苦しいことは抜きにして、気軽にギターを楽しんでほしい

　岡崎さんの指導方針は「とにかくギターを楽しんでもらうこと」。「趣味で始めたのにもかかわらず、ギターを弾くことを義務のように感じてしまったり、苦痛になってしまっては元も子もありません。生徒には、ギターを弾くことができる楽しさを実感していただけるように心がけています」

　「上達するには基礎練習が大事」と前置きした上で、岡崎さんはこう言いました。「基礎練習はとても地味で、レッスンの中でも面白くない分野です。正しい指の置き方や弦の押さえ方などの基礎練習ばかりを厳しく押し付けてしまえば、ギターが嫌いになってしまうかもしれません。趣味で始めていただくのですから、堅苦しいことは抜きにして、日常生活の空いた時間にギターを楽しんでほしい。楽しくなれば上達したいと思うでしょうし、そこで初めて基礎の大切さに気付いていただければ良いんですよ」

　20歳でギターを始め、一人で演奏するクラシックギターの魅力の虜となった岡崎さん。ソロギターに目覚め、ときに生徒として、また講師として肌で感じたことを現在のレッスンに反映させています。「以前、“入門書に書いてある説明がわからない”と生徒から質問されたことがありました(笑)。できるだけ専門用語は使わずに、かみ砕いて誰にでもわかりやすいように指導するようにしています。生徒に教えることで、私自身も学ぶべきことが多いですね。各世代のギター事情や流行歌の話などを聞くことができるのは大変勉強になります」。やさしい笑顔で謙虚な人柄。インタビューを通して、岡崎さんが世代を超えて愛される理由がわかりました。

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