日・英・中の3ヵ国語OK。日本とアジアで活躍する国際派フリーアナウンサー（3/3）

語学力とアナウンサーの経験やスキルを生かした外国語スクールの運営も

　不破さんはアナウンサーの他に、外国語スクールの経営者の顔も持っています。2010年にJR神戸駅前にオープンした「不破智子の神戸の教室」では、英語や中国語などの外国語のほか、プログラミング講座や話し方講座など、多彩なクラスを開催しています。

「英語のプレゼンテーションを控えたビジネスマンやお医者様が生徒としてお見えになることも多いですね。アナウンサーならではの視点で、どのように話せば海外の方に喜んでもらえるか、個性を活かし印象的な話ができるのか、などをアドバイスします。すると、意外にすぐに実践にできることばかりと、みなさん驚いています」と不破さん。

　また、アナウンサーの仕事では、国際イベントのほかに、海外の観光客が多い寺社仏閣関連の仕事は思い入れが強いと話します。

「実は御朱印好きで、台湾で来年公開される『日本御守大図鑑』というサイトの中国語翻訳をさせて頂いています。また、今年12月の奈良の薬師寺での屋外オペラでは英語と日本語を使い進行します。ご来場の外国人のお客さまのお顔を想像しながらシナリオを翻訳しているうちに、もっと多くの方に知ってもらいたい！と英文の告知や申し込み方法も作成し、提案しました」

　自分の思いにまっすぐにトリリンガル・アナウンサーの道を切り開いてきた不破さん。その実力と実践力はまさに本物。大切な国際イベント、訪日外国人事業を任せられるマルチリンガルの司会者をお探しの場合は、不破さんに一度相談してみてはいかがでしょうか。

（取材年月：2019年11月）

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⇒国際的なイベントに強いトリリンガルのコミュニケーション力