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山端秀明プロのご紹介

ゼネコン法律マンから転身した神戸注目のクリエイター(3/3)

山端秀明 やまばたひであき

予算をどう活かしてPRするか見極めるのもWEB制作の仕事

 山端さんは、地元の企業の経営活性化のために、WEB制作やさまざまなセールスプロモーションのためのアドバイスをしておられますが、その際に心がけておられることは「広告会社にはできないことを」ということだそうです。

 「今の時代、どの企業にとっても広告宣伝費は限られています。その中で、ただホームページを作るだけでなく、広告宣伝のための予算をどのように活かしていけるか、それをクライアントとともに考えるのがわれわれの仕事です。うちには営業マンは一人もいませんが、『全員営業マンたれ』と常々スタッフには伝えています。『目の前のクライアントに最大限の技術、体力、時間を使うこと。そうすることでクライアントは、あなたのファンになる、作ったサイトもあなたの営業ツールだよ』と。もちろん、私自身も実際に今でも手を動かしてデザイン業務もしています」。

 10代の頃から、少林寺拳法、空手、バンド活動と多様な趣味を持っていたという山端さん。その中で一番続いているのがデザインと音楽なのだとか。
 「結局、道着の美しさや空手の型の美しさなど、デザインに通じるものだったんですね。街へ出ても気がつくとそういうものにアンテナを張っている気がします。後は、音楽。これは、まったく私のストレスを昇華してくれる大切なものです。今でも知り合いのライブに飛び入りミュージシャンとして参加したりするんです」。

 好奇心旺盛で、自分自身の興味に常にアンテナを張りながらも、神戸を愛する人々と、協力し合いながら進んでいく謙虚な姿勢。そのバランスのよさが、多くの人を巻き込んで、神戸の真の意味での復興とさらなる発展に導いてくれることでしょう。

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