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遠藤亜紀

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遠藤亜紀(えんどうあき)

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コラム

ちょっとした改造で、押入れがクローゼットに!服収納の工夫、全部見せます

整理収納のアイデア

2018年5月4日 / 2018年7月19日更新

和室の押し入れと寝室のクローゼット。和室はたいてい家族の集まるリビング隣にあり、かたや寝室は家の中心から離れた場所に位置しています。ですから、和室押し入れと寝室クローゼット、どちらが便利な場所にあるかと考えたら、押入れということになるでしょう。

その昔、和室は今とは違う使われ方をしていました。昼間はそこにちゃぶ台を置き、今でいうリビングダイニングのような機能を持たせ、夜は布団を敷き寝室として使用。そのため、和室には布団を収納する押入れが必要でした。ですが、今は寝室が別にあることが多く、和室に人が寝るのは来客時くらい。であれば、せっかく便利な場所にある押入れを、めったに使わない来客用布団の収納に使うのは、少々もったいないかもしれません。

そこでわが家は、押入れを服の収納に充て、布団を寝室クローゼットに収めることにしました。ただ、家の設計者の意図に反してそこを使おうとするとき、ある程度工夫が必要になります。ここでは、『押入れのクローゼット化』のコツとわが家の工夫をご紹介します。

コツ1「『収納づくりのテーマ』を見つける」


押入れを、わざわざクローゼットとして使うのはなぜか。それは、「そこに服を置いた方が便利だから」です。ただ、場所は便利でも、使い勝手がいいわけではありません。本来そこは、服の収納のために作られているわけではないからです。

「収めるモノは何か」というと、「服」や「小物」。それらを取り出し、組み合わせる場として使います。つまり、コーディネートするのがそこでの作業。であれば、コーディネートしやすくすることが大切です。服の収納のためにデザインされていない押入れを、コーディネートがラクにできる使い勝手のいい場所にすること。それが、収納を作るうえでのテーマになります。

コツ2「まずは『一目瞭然』を目指す」


コーディネートしやすくするために、いちばん重要なこと。それは「一目瞭然」です。押入れを開けたとき、服や小物が可能な限り全て視界に入るスタイルが、いちばん理想的な状態です。

ただ押入れは、それを目指すのにかなり分が悪いといえます。襖が開くのは半分。一方を開けたらもう一方が隠れてしまいます。そこで、わが家は襖をカーテンに変えました。

カーテンであれば、全開が可能。全てが見渡せます。もちろん、ロールカーテンやブラインドなどに替えるのもアリ。カーテンのように一部分だけを開けることはできませんが、ラクに閉められるうえ見た目がスッキリ見えます。

そして、ハンガーにかけられる服は、たとえTシャツであってもハンガーを使います。ニットも、滑り止めがついているハンガーを使えば使用可能。わが家の場合、引き出しに入っている服はなく、唯一ショール類だけが引き出し一つに収まっています。

コツ3「可能な限り手間を省く」


作った収納を維持させるには、面倒な手間を省くことです。取り出す手間を省くことだけを考えがちですが、それ以上に大切なのは、しまうときの手間を省くこと。しまうのが面倒だと、出しっぱなしになりがち。結果、散らかる原因となります。

ハンガー収納も、そのうちのひとつ。洗濯時、ハンガーにかけて干せば、取り込んでから畳む必要がなくなります。畳まなければしわにもなりにくく、アイロンをかける回数も減るでしょう。


また、ストールやマフラー、ベルトのような長いモノは、S字フックにかけて収納するのがオススメ。輪っかタイプの専用フックもありますが、穴に通すより掛けるだけの方が、断然カンタンに出し入れできます。



それと同じく、バッグもS字フックにかけて収納すると、一目瞭然で出し入れしやすくなり、型崩れも防げます。手前に使用頻度の高いモノを、奥に使用頻度の低いモノをかけますが、奥になるほど見えにくくなることを解消するために、奥のポールを斜めに設置しています。



コツ4「スペースはとことん有効利用する」


最後はスペースです。押入れの場合、そもそも布団サイズに作られているため、服を収納すると後ろが余ってしまいます。ですから、そこを活かすための工夫が必要。押入れ用ハンガーラックも、さまざまなタイプが売られています。


たとえば、後ろに棚が増設されているタイプ(写真上段)。これであれば、奥までくまなく使うことができますが、前のポールに服が掛かっていると、奥の棚はかなり使いにくくなります。

また、ポールだけを設置する方法もあります(写真中段)。奥に設置すれば手前にスペースができますが、服があるためそこにモノを置くことはできません。それであれば、最初から使いやすい手前に設置すればいいということになり、結果、前後どちらに設置するにしても、そのままではスペースを有効に使うことはできません。

最後は、ポールを縦に設置する方法です(写真下段)。これであれば空間を余すことなく活用できますが、奥を覗くためには、ポールを前方にスライドさせる必要が出てきます。最初から一目瞭然というわけにはいきませんし、ひと手間余計にかかります。

つまり、布団サイズの押し入れをクローゼットとして使うには、「手間を省くことを最優先にする代わりに、ムダなスペースができてしまうことを仕方ない」と考えるか、「空間をくまなく活用する代わりに、多少手間がかかっても仕方ない」と考えるか、どちらか一方をチョイスすることになります。

わが家の場合は、手間のかかる場所を「保管スペースとして使うこと」で折り合いをつけました。つまり、全てをオンシーズンの服の収納に充てるのではなく、使いにくい場所はオフシーズンの服の収納場所にするのです。「空間をくまなく活用する代わりに、かかる手間を最小限に抑える」道を選択したということです。

そのため使ったのは、奥に棚のあるハンガーラック。そこに、季節外れの服をしまうことにしました。


さほど奥行きのない棚に服を収めるために使ったのが、100均で手に入るソフトケース。ワイドコミック用のソフトケースに防虫シートを敷き、服を畳んで収納。棚の幅にも、畳んだ婦人服のサイズにもぴったりでした。

このソフトケースは上部が窓になっているため、服を立てて収納すれば、わざわざ開けることなく中身を知ることができます。また、しまう服の量はシーズンによって変わってきますが、ソフトケースであれば、使わない分は畳んでしまって置くことが可能。フレキシブルに対応できます。

押し入れスペースを余すことなく活かすことで、服は全て収納できましたが、最初に申し上げた通り、服の収納のテーマは「コーディネートのしやすさ」。そこを万全にするために、コーディネートをする場所を押入れ前に備えます。


使ったのは、大小2つのS字フックと輪っかに結んだひも1本。S字フックをポールに引っ掛け、紐を小さい方のS字フックにかけます。上にトップスを、下にボトムスを掛け、大きなS字フックにバッグを掛ければ、コーディネート完成です。前日に着ていく服を用意しておけば、次の日慌てることなく出かけることができるうえ、使わないときはカーテンの後ろに回しておけば、全く邪魔になりません。

コーディネートの場所が用意できたところで、押入れのクローゼット化は完成です。

あとは、服の見極めです。わが家で実践している見極めのタイミングは、「シーズン初め」。俗にいう、「シーズン終わりに、着なかった服は処分」という方法が合わない方は、こちらのコラムをご覧ください。見極めのヒントが見つかります!

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