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遠藤亜紀

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コラム

モノを分けることで、暮らしやすくしてみよう!西宮市Yさま邸キッチン片付け実例

2017年8月20日 公開 / 2018年6月17日更新

テーマ:整理収納のアイデア

家を片づける際、「使っていないモノ」をどんどん捨てていけば、作業は楽に終わります。あとは空いたスペースに、僅かに残った「今使っているモノ」だけをしまえば、それで済むからです。ですが実際は、そう簡単に捨てられるケースばかりではありません。「いつか使うかも」という発想や、昔を懐かしむ想いなどに駆られ、既に持っているモノの処分に躊躇してしまうことは少なくないのです。

ではその場合、それでも使っていないモノは絶対に捨てなければいけないのでしょうか。私は、必ずしも捨てる必要はないと考えます。絶対に捨てなければいけないのは、収納キャパシティを超えている場合であって、そうでなければ持つも捨てるも本人の自由。収まる場所が家の中に確保できるのであれば、住む人に取捨選択の権利があります。

かといって、そのままでいいというわけではありません。モノが多すぎれば、それだけ使いにくくなります。何かを使おうと思ったとき、使いたいモノが見つからなかったり、取り出しにくかったり。捨てられなかった「今使っていないモノ」が「今使っているモノ」のじゃまをします。モノが多い分、手間やトラブルが生じやすくなるのです。

そこでするのが、分ける作業。暮らしやすくするために、「使っているモノ」「使っていないモノ」をきっちり分けておきます。つまり、必ずやるべきなのは、「捨てる」ことではなく「分ける」こと。そこがしっかりできていれば、多少モノが多くても、暮らしやすさを手に入れることは可能です。

今回ご紹介するのは、西宮市Yさま邸。奥さまが料理講師をされているためキッチン用品が多く、キッチン内の収納だけでは収まりきれていない状態でした。そして、さらに特徴的だったのは、奥さまが「捨てない」ことを選択されていたという点です。

先ほどあったように、持つことが許される量は収納キャパシティの範囲内。キッチンにそれが見込めないのであれば、その他の場所に収納スペースを確保しなければいけません。
このお宅の場合、和室が既に倉庫のようになっており、Yさまはモノを捨てて和室を部屋として機能させるより、モノを捨てずに和室を倉庫として使うことを選択されました。そうであれば、キッチンに今使っているモノだけを「使いやすく」収納し、和室には今使っていないモノを「分かりやすく」保管すれば、不用品がじゃますることは解決できます。

たとえば、キッチン棚の前。



モノが溢れているために、棚の中に入っているモノが出せない状態です。これではモノを持っている意味がありません。また棚に近づくことができませんから、不自然な体勢でモノを出し入れしなければならず、腰を痛める原因にもなりかねません。

そこで、ここにあるモノを全て見極め、よく使うモノは棚に収納し、そうでないモノは和室へと移動させます。



作業台上の棚も同じ。



使うモノを、カゴなどを用いて使いやすく収納します。



キッチンにはレシピがかなり置かれていましたが、積み重なっているため、このままではお目当てのレシピを見つけ出すのも困難。それでは、せっかくのレシピが役に立つことはありません。



他のモノを他へ移動させレシピを立たせて収納することで、取り出しやすくします。これなら、レシピを思う存分活用できそうです。



こんどは、使わないモノを移動させた和室をみてみましょう。

もともといくつか置かれていたキッチン用品も、無造作に置かれているだけだと、見つけにくく死蔵品になりかねません。



キッチンツールと食材は棚を分け、それぞれをカゴやラベルで内容が分かるように保管します。



また、板の間には奥まで行けないくらいのモノが収まっています。特に、一番奥の棚はサイドのすき間が狭く、人が奥まで入れない状態。取りに行けないようでは、保管する意味がありません。



そこで棚を移動させ、捨てられない食器類を入れた衣装ケースを置き、その上にストックを並べました。食器類は近々使う予定は全くないため、ここにあることが分かるようにさえなっていればOK。使いやすくする必要はありません。



これらは、一般的に言えば捨てるべきモノですが、分けられていれば、普段の生活に支障がないということ。つまり、まずは分けること。捨てたくない気持ちを抑えて無理やり捨てる必要も、捨てられないからといって片づけをあきらめる必要もありません。

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この記事を書いたプロ

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