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遠藤亜紀

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遠藤亜紀(えんどうあき)

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コラム

これを知ればアルバムが作りたくなる!シニアの写真整理「3つの効果」

シニア世代の片づけ

2016年2月27日 / 2018年7月11日更新

昔と今とで大きく様変わりしているモノのひとつに、カメラがあります。フィルムカメラからデジタルカメラへと変わり、その後、カメラがスマホに取って代わられ、今ではわざわざカメラを持ち運ぶ人が少なくなってきました。

そのカメラの進化は、撮影後の写真管理の事情をも大きく変えることに。

フィルムカメラの時代は、現像しない限り撮影した画像を見ることができませんでした。そのため全てを現像しなければならず、また現像した写真やネガが現物として手元に残るので、結果、大量の写真や大きなアルバムをいくつも所有することになりました。今でも、家の一角をアルバムや写真が大きく占めているというご家庭は少なくないでしょう。

それに対し、デジタル化された現代では、わざわざプリントアウトしなくてもデータとして保存が可能になっています。そのおかげで、家の中が写真であふれることはなくなりましたが、そのかわり、目当てのデータがどこにあるのか分からなくなったり、手元に写真が全くなかったりという、新たな問題が生まれています。

新旧どちらのタイプにも一長一短あるものの、写真やデータの整理が多くの人の悩みの種であることに変わりはありません。ただ、写真が整理できていなくても、日々の生活に支障をきたすことはありません。気になってはいるものの、いつか時間ができたらしようと、写真整理を後回しにする人は、少なくないでしょう。



若いうちはさほど役に立つことのない写真ですが、実は、シニア世代になると写真が重要アイテムとして大きな効果をもたらすことがあるのです。そのため、写真を整理していないと知らず知らずのうちに損をすることも。なぜそうなるのか。それは、写真を整理することの効果を知れば分かります。これから、その効果についてお話ししましょう。

効果その1  思い出がコミュニケーションツールになる


これはシニア世代に限ったことではないのですが、写真というアイテムがあると、それを見ながら思い出話に花が咲き、盛り上がります。久しぶりに訪ねてきた友人や帰省中の子や孫と見る思い出の写真は、「ああだった」「こうだった」と尽きない話題を提供し、楽しいひとときを作ってくれるでしょう。

整理された懐かしい写真は、憩いの場を和ませ盛り上げてくれるのに、その力を発揮してくれるのです。

効果その2  思い出が介護者に対する心の支えになる


介護を必要とする家族がいる場合、大抵は配偶者や子供が中心となって介護をすることになります。いくら身内とはいえ、決して楽ではないその生活に、介護者の心が折れそうになることも。介護される側の事情や気持ちを理解しつつも、先の見えない生活に、小言を言いたくなったり投げ出したくなったりすることさえあるかもしれません。

そのような時、家族の写真やアルバムを開いてみると、そこには懐かしい思い出や若かった頃の家族の姿があり、それらが介護者の心に昔を振り返ってみるよう訴えかけてきます。それより呼び覚まされた感謝の念や愛情といった感情は、介護疲れで折れかけていた気持ちを修復し、介護に対して前向きな気持ちにさせてくれるでしょう。



つまり写真で過去を振り返ることは、介護者が心の中に持つ愛情に「思い出」というツールで訴えかけることになり、その結果、介護へのパワーを内側から引き出してくれます。

整理された思い出の写真が介護者を励まし、そして心の支えとなってくれるのです。

効果その3  思い出が認知症予防/抑制になる


認知症を予防抑制する手立てとして、回想法という方法があります。これは、過去の記憶を蘇らせ記憶の引き出しを開けることで、脳の神経細胞を活性化させ、認知症の進行を遅らせたり予防したりすることを狙った心理療法です。

その際に役に立つのが、昔の写真。記憶の奥底に眠っていた思い出を、写真というツールが揺さぶり起こし引っ張り出してくれます。つまり、ロックが掛かった脳内の引き出しを開けるのに、写真がカギとなるということ。

整理された思い出の写真は、認知症治療の過程で頼れる助け手となってくれるのです。




必要なのはベストアルバムを作ること


その時に、写真が重たいアルバム数十冊にビッシリと貼られていたり、靴やお菓子の箱にギュウギュウに収められていたり、データが行方不明だったりすると、いざという時にせっかくの写真を使うことができなくなります。

また、心に響く思い出の写真というのは、本人でないと分かりません。他人ではどれが大切な思い出かわからないので、的を射た写真を提示することができないのです。万が一、自分でそれを選び出す能力がなくなってしまった場合、いくら大量の写真を抱え込んでいたとしても、もはやそれを有効活用することはできません。

ではどうしたらいいか。

早いうちに、選りすぐりの写真だけを収めたアルバムを作ることです。この場合、とにかくベストアルバムを作ることに集中しましょう。すべての写真を整理するつもりで取り掛かると、あまりの量に頓挫してしまう恐れがあるからです。

要は、自分を助けてくれるアルバムが出来上がれば目的は達成されます。その他の使わなかった写真をどう分類するか、あるいは捨てるのか保管するのかといった選別をしていると、時間がかかりすぎて訳が分からなくなってきます。使わなかった写真は、箱に入れて使っていない部屋の押入れに入れておけばいいのです。どうしても気になるのなら、まずはベストアルバムを完成させ、そののち再び残りの写真の整理に取り掛かりましょう。

アルバム作りのポイントは


そのアルバム作り。特に量や形に決まりはありませんが、あまり数が多いと保管が大変になってしまうし、少なすぎると心に訴えかけるのに力不足になるかもしれません。

また、一冊にまとめようとすると、重くなりすぎて持ち出すのが嫌になってしまうことも。幼少期、青年期、壮年期…のように年齢ごとにまとめて数冊作るのもいいですし、独身時代、子育て時代、悠々自適時代…というように、バックグラウンドで分けて作るのも分かりやすくてよさそうです。



いずれにしても、ここに収めるのは楽しい思い出だけ。無理をして嫌なことを思い出す必要は全くありません。自分の人生をバラ色に塗り替えてしまうような、素敵な思い出だらけの特選アルバムを作り、それだけを手元に置いておきましょう。

そうすれば、たとえ将来自分の判断力が衰えたとしても、他の人がそのアルバムを自分に提示してくれます。その中にある写真は、自分がチョイスしたピンポイントなものばかり。直にあなたの心に訴えかけてくるそのアルバムは、きっとあなたの記憶の引き出しのロックを外してくれるに違いありません。



写真は、いつかあなたを助けてくれる重要な女房役。そう思えば、生活に支障がないと整理をいつまでも先延ばしにはできません。早いうちに、マイベストアルバムを作っておくことをお勧めします。

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