気持ちが伝わるオーダーメイドのギフトを通じて、喜びが循環する社会へ（1/3）

オリジナルのガラス工芸品を贈れる専門店。作家自らヒアリングし、シーンに応じたアイテムをご提案

　贈る人と受け取る人の心をつなぐギフト。社会に出ると、目標達成の表彰や功労者への感謝、周年記念といった贈答の機会が訪れますが、「マナーや相場が分からない」「他とかぶらない印象に残る物を選びたい」など、法人ギフトならではの悩みも生まれるでしょう。

　「ガラスアートギフトアトリエピジョン」では、ガラス工芸専門のECサイトを運営。トップページには、ゴルフコンペのタイトルを入れたトロフィーや、寄せ書きの言葉が刻まれた盾、オリジナルの図柄を施したマウスパッドなど制作事例が多数並びます。

　「当方では、電話、メール、オンラインツールなどを活用し、全国からのご注文に対応しています。オファーをいただくと、私が丁寧にヒアリングを行い、ご要望や予算に合わせてガラス素材やアイテムなどを選んでご提案します。お客さまの納得がいくまで何度でも修正し、デザインを練り上げてから制作に入りますので、1案件で10回以上のやり取りも珍しくありません」

　そう話すのは、同店の店長でガラス彫刻作家の“ゆかい”こと羽藤由香さん。法人ギフトを手がけて20年以上の実績があります。

　「取引先に就任祝いを贈ったことを機に新規事業がスタートした方や、贈呈された品をエントランスに飾って来客との会話のきっかけにしている方もいます。ギフトが良いご縁を結んでいるようで本当にうれしく、作家冥利に尽きますね」と羽藤さん。

　「みなさんがお忙しい中あれこれ考えるのは、お相手に喜んでほしいから。その気持ちに精いっぱい応えたいんです」と語ります。

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