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澤木久美子

「省エネルギーな住まい」を提案する建築設計のプロ

澤木久美子(さわきくみこ)

アトリエ空一級建築士事務所

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コラム

パッシブデザインとは何か その要素2は夏の日射遮蔽です

パッシブデザインとは?

2014年1月12日 / 2014年8月1日更新

夏の日射遮蔽(暑い日差しを遮ること)が考慮されていること

夏はとにかく太陽熱を室内に取り込んでしまわないことが重要です。
一度室内を暑くしてしまうと、熱は室内の床・壁・天井・家具に至るまで、
さまざまな所に蓄熱されてしまいます。
この熱を排出させるのが難しく、夜になって外気温が下がっても、
室内がいつまでも暑い、という状態を招いてしまいます。

日射を遮る方法として、
建築で出来る方法は、軒や庇を確保することです。
夏の日中の太陽高度は80度近くになり、感覚的には真上から、という感じになります。
ですから、南側の窓に関してはとても有効ですが、
東の朝日や西の夕日は軒や庇では遮ることができません。

この高度の低い日射を遮るのに有効なのが、外付けブラインドです。
外付けブラインドは、日差しを遮りながら、光を取り入れたり風を通すことができるスグレモノです。
外付けブラインドは後付けもできますので、リフォーム工事で取り付けを検討することも可能です。
それから、屋根は日射を反射しやすい素材や色を選ぶと効果があります。
屋根はどこもとても日当たりが良いので、ここから入ってくる熱を減らすため、
外部で反射させて入る熱を減らし、さらに断熱がしっかりされていれば、
屋根からの熱の侵入を減らすことができます。
このように、建築的に夏の日射遮蔽を考えることが、パッシブデザインの必須項目です。

また、パッシブデザインを考慮した住まいでは、
その効果をさらに高めるために暮らし方の工夫も大切です。
暮らし方で日射を遮る方法としては、シェードやよしずの利用が有効です。
基本は「外で遮る」ことです。
もし雨戸があれば是非「日射遮蔽」に利用しましょう。
「日中から閉めたら暗くて陰気になる」とおっしゃらず・・・。
試してみたらきっとその効果に納得されるはずです。
暗くて照明を付けたら省エネにならない?
そんなことはありません。照明で消費する電気と、
エアコンフル回転の消費電力を比較すれば、照明の方がずっと少なくて済みます。
簡単省エネ・夏編 #1
簡単省エネ・夏編 #2


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