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  1. 地方で仕事をするのは何が不安?リモートワークは推奨されるべきか
池本亨

フルリモートで世界と仕事をするゲーム開発のプロ

池本亨(いけもととおる) / ゲーム開発者

シナスタジアデザイン合同会社

コラム

地方で仕事をするのは何が不安?リモートワークは推奨されるべきか

2020年9月2日

テーマ:地方移住

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: ビジネスモデル経営戦略働き方改革

こんにちは、シナスタジアデザインです。

本日は最近ホットなリモートワークや地方移住についてのお話をしていきます。
当社は北海道旭川市の片田舎に本社を構えており、大雪山連峰を眺められる大自然に囲まれた環境で仕事をしています。
仕事といっても農業ではなくゲーム開発です。

「確かにエンジニアならノマドだよね、そりゃ田舎でも食っていけるわ」

と思う方が大半だと思いますが、私の職種はプランナー、進行管理や資料作成、テストプレイなどを担当しています。
自分自身、エンジニアだったらもっと気楽に田舎へUターンして仕事ができたと思っています。
プランナーで仕事を取ってきて田舎でいきていくのは中々難しいです。

リモートワークの良し悪しももちろんありますが、個人的には賛成派。
社会人のマナーなどの基礎教育はしっかりとした方が良いと思いますが。

インターネット環境があればOK

まず、地方で仕事をするために必要な環境は何かを考えてみます。

・インターネット環境(光回線推奨、モバイルwifiも可)
・パソコン+webカメラ
・やる気

このくらいでしょうか。
仕事をするために必要なものは意外と少なく、頑張ればなんとかなるものです。
しかし、環境だけ整えても仕事がふってくるわけではなく、努力は必要です。

リモートワークに適さない職種ももちろん沢山あります。
お客様のところを回る営業、新規顧客獲得、社内インフラの管理など。
いずれも試行錯誤が始まってきており、近い将来にはリモート営業やリモート管理が増えてくると思います。

始めるのは簡単、続けるのは難しい

リモートワークは簡単に始められます。自宅でインターネット環境を使い、普段通り仕事をするだけです。
しかし上手くいっていない企業も多いようです。

>テレワーク移行企業の半数が脱落 なぜうまくいかなかった?
https://news.yahoo.co.jp/articles/dce23d35e3d15e0ae8a37ccaaa2146aba81a10f8

様々な理由がありますが、理由の多くは社内ルールの影響とセキュリティの問題です。
リモートで実施するのが難しい作業としては、

【契約書の押印】
契約書に押印を押して書類を発送、あるいは社内のファイルに保管する場合も多いと思います。
『クラウドサイン 』などオンラインで契約書を締結するサービスも浸透してきており、大手企業のヤフーは2021年3月までにクラウドサイン へ切り替えると発表しています。
>ヤフー、民間企業との契約手続きを電子サイン化 21年3月までに“はんこ出社”なくす
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/18/news102.html

まだまだ紙の書類を使っている企業も多く、当社が仕事をしていても紙の書類を送付することも多いです。
しかし、ベンチャー企業や個人事業主などはクラウドサイン を使うことが増えてきました。
メールベースで即日契約ができるため、スピード感が重要視される職種ではありがたい仕組みです。

【セキュリティ】
大手企業になるほどセキュリティに対する社内ルールが増えてきます。
特に機密文書については社内パソコンからしかアクセスできない制限が加わります。
大手企業ほどリモートワークを推進したいのに、セキュリティの問題でできない場合も多いです。

さらに、個人の意識の問題もあります。
社内で仕事をしていると、余計なサイトにアクセスしてサボることはできませんが、自宅ならどうでしょうか。
ちょっと休憩、片手間でニュースをみたり動画サイトにアクセスしたり。
社用パソコンで誤った操作をしてしまい、ウイルスメールを開いてしまった、どうしよう!
なんてことも考えられます。

社員のパソコン画面を監視するソフトなんかもあるのですが、監視のためのコストというのはあまりかけたくないものです。
リモートワークや在宅ワークに慣れているベンチャー企業の人たちは個人セキュリティの意識も高く、おかしなメールは開きません。
インターネット環境に慣れている人材を育成することも重要ですし、できなければルールを決めて遵守させるしかありません。

頑張って監視してても不慣れな人はやっちまうんですけどね。それ前提でリモートワークを推進するのが自然です。

これからはリモートワーク前提

会社主導で地方にサテライトオフィスを開設する話も多くなってきました。
当社の近くにも(近くと言っても車で5分とか、田舎の感覚ですね)、東京の大手企業がサテライトオフィスを作り、その環境の良さから今後希望者はどんどんサテライトオフィスへ出向できるとのこと。

これまでは「わからないからやらない」という縛りがありやってこなかった会社が、コロナウイルスの影響でせざるを得なくなり、実践してみたら想定以上の実績ができたようです。
特に地方の片田舎でIT系の仕事をすると、環境の良さから社員の作業効率も上がり仕事の質もあがるとの声を聞きます。

自分が大阪で働いていた時は心身を病む仲間も多く、体調を崩して辞めていった社員もいました。
そんな時にサテライトオフィスがあれば状況が変わっていたかもしれません。

「管理職が管理できないから目の見える範囲に置いておきたい」
というのは管理ができない人の言い訳です。管理できる人が管理すれば良いだけの話。
効率をあげるとか、コストを下げるとか、今回のコロナウイルスによって新しい道が生まれ、実践をしてわからなかったことがわかるようになりました。
意外とやってみれば順応するものだし、ついていけない人はこれまで通り会社で仕事をすれば良い。

今後入社してくる人材はリモートワーク、在宅勤務可能の企業に殺到することでしょう。
実際、求人にもリモートワークや在宅勤務ができることをうたっている見出しが数多く出てきています。
そんな時、会社として対応できなければ優秀な人材は絶対に入ってきません。

もちろん急に変えることはできないので、できる範囲で仕事のやり方を変えてみませんか?

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