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コラム

Reflex..between human and animals

2016年7月4日 / 2016年8月8日更新

以前、ネットで何万回も観閲されていたと話題になり、ニュースにまで取り上げられた動画がある。「こちょこちょ、ばー」で検索をかけたら出てくるのだが、わたしも思わず興味をそそられて検索した一人である。
その動画とは、小さな1ヶ月齢ほどの子猫の面白く微笑ましくもある動きを捉えたものであった。仰向けに寝るその子のぽんぽこおなかをこちょこちょこちょ…としてから、指を開いて手のひらを「ばー!」と見せる。するとその瞬間、その猫も、まるで「ばー!」をやりかえしてくるかのように、4肢を目一杯開き、しかも、手のひらも全開にして「は!!!!」といわんばかりの反応してくる。しかも、この行動は、産まれてまだ間もない子猫の時にしか見られないという。
その姿がとにかく愛らしいということで話題になった。

その動画が話題になっていた時、たまたまわたしの友人である獣医師が、その件で取材を受けた。その行動を分析して欲しいとテレビ局から頼まれたらしいのだ。「あれは一体なんだろうねー」と相談を受けたものの、わたしには一切わかるよしもない。なんだろねー、といろいろ調べ上げていたのはかれこれ1年前の話だ。結局その取材では、「生まれ持ってきた、体を大きく見せようとする防衛反応」としたらしいのだが。

そのわからずじまいだったその答えが、つい数日前に受けていた授業でぴょこんと現れた。
「モロー反射」というらしい。

もちろんこれは人間が発達する上での反射ではある。反射にも、成長過程によって出没しなくてはいけない時期、そして消失していかなくてはいけない時期がある。
また、中枢神経系の脊髄性および脳幹性による反射(無足動物レベル)、中脳による反射(四つ足動物レベル)、そして脳皮質による反射(二足動物レベル)と、決まった発育順序がある。
このモロー反射とは、中脳レベルの反射としてカテゴライズされる。急な音や刺激に対して、腕を伸ばし、手指を開く反射のことだ。人間では生後4-6ヶ月齢までは見られる反応だが、それ以降はこの反応が消滅する。

この説明から言えば、その子猫が、「ばー!」の瞬間に手足を伸展(肩関節、肘関節、指関節を伸ばす)させた行動は、もろ、モロー反射に当てはまる(オヤジギャクめいたが)。そして、ある幼児期にしか見られない反応というのだから、きっとほぼ間違いない。

このように、動物の業界では聞いたことないようなことが、研究が進んでいる人間の行動にパクッと当てはまることがある。行動学もそうだが、発達学もかなりのオーバーラップがあるに違いない。

毎日の勉強が、さらに面白みをます瞬間だった。

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