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藍直樹

安定した雇用のための企業と人をつなぐ人事・労務のプロ

藍直樹(あいなおき) / 社会保険労務士

アイ社会保険労務士事務所

コラム

労務管理の最適化

2022年11月15日 公開 / 2022年12月1日更新

コラムカテゴリ:法律関連

労務管理はなぜ、必要なのか?

経営者の皆さんは自社の「労務管理」についてどう考えているでしょうか?企業経営者が抱える課題は似たものもあれば、違うものなど様々だと思います。日本企業はどこも慢性的に人手不足の状況が続いていますが、出生率の上昇など、人口減少に歯止めがかかる具体的な施策が採られないと改善は難しいと考えられます。ですが、人材確保が難しいと言っても何もしないというわけにはいきません。何らかの対策をできるだけ早く打つ必要があり、自社で働く魅力を求職者にアピールすることが必須になってきます。言い換えれば、「この会社でどうしても働きたい!」、と優秀な人材に思わせて強いモチベーションを維持させることが重要になります。そこで注目されるのが、労務管理の最適化。働きやすい職場環境を整備する目的から「自社の労務管理を見直す」必要が出て来るのです。次に個々の労務管理の現状把握について考えてみましょう。

労務管理に関してのパターンは主に3つ

労務管理について貴社ではどのような状況になってますか?この現状把握はとても重要で、考えられるパターンはつぎの3つです。
①いいところまで出来ている
②やれているが、まだ十分ではない
③ほとんどできていない(まったくできていないことを含む)

①の場合は仕上げの段階に入っていると言えます。サポートがほぼ必要ないかもしれません。②の場合は程度によりますが、少々のサポートが入れば事態が改善する方向に進むことでしょう。問題は③に該当する場合です。おそらくは何から手を付けたらいいか分からない状態であると思われるのですが、まずは、「何が課題なのか」について社内で時間をかけて考える必要があるのではないでしょうか。上記①・②・③のいずれに該当するかで、対応策が変わってきます。
②、③に該当した企業は労務管理を適正に行うためになるべく早く対策を取るべきと言えます。
重要なことは、「まず、自社で原因を考えてみる」です。

対策は早く考えて打つ

企業の労務管理を端的に表現するなら、「企業で働く人を社内の規律によって適正に扱う」ということです。先ほど「まず、自社で原因を考えてみる」とお伝えしました。考えてみた結果、社内だけで有効な対策が取れないときはどうすればいいのでしょうか?労務管理はその企業で働く「人」についての大切なものですから、誤った対応をするとその企業で働く人に様々な場面で影響を及ぼします。ですから問題点があるなら、早めに是正していくことが求められます。そこで上手く考えがまとまらず立ち止まったとき、違う視点を持った外部の第三者に意見を聞くことが必要になって来るかもしれません。何かしらの「気づき」があるはずですので、信頼できる第三者に相談することを検討してみてはいかがでしょうか。ここからが結論に向けた取り組みになります。

解決策の一つとしての「労務管理の最適化」

社内風土を見直す必要があると考える企業は、働きやすい職場環境を整備するために、自分たちでできることを考えて実行する、という特徴があります。「打てるべき対策は自分たちで考える」習慣があるのです。なぜ、このような考え方をするのでしょうか。考えられる一つの理由としては、求職者に「選ばれる企業」にならなくてはこの先、安定して存続できなくなると思うから、としたら納得です。
このような前向きな企業の考え方を更にサポートするべく、労務管理の最適化策を適宜に取り入れていくことができれば、自ずと優秀な人材が集まり企業は成長していく可能性が高まります。結論になりますが、労務管理の最適化について意識を持ってやって頂きたい事は多いです。その中で、やるべきは以下の3点です。

①出退勤等の時間の確認
②労働時間の適正な管理
③休憩時間の確保

順に追って見ていきましょう。

①は出発点。出勤と退勤の時間を正確に把握するために必要です。
この①のデータが正確でないと、②の労働時間の管理に影響を及ぼし、何時から何時まで労働したのか分からなくなってしまい、時間外労働の時間数も正確に計算できません。更に言うと、時間外労働の時間数が正確に計算できないと割増賃金の計算も正確にできなくなります。

③は労働時間(拘束時間)の中で決められた時間、従業員が時間通りに休憩できたか?を確定するためのものです。この労働時間の中の「休憩時間」を計算できれば、労働時間の計算がしやすくなります。このように①~③まで連動しているとお分かりになられたのではないでしょうか。

このうち、どれか一つでも欠けた場合、他に影響が及び、早急な対応が必須になってきますので、労務管理の最適化の最初の一歩はお早めに!

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