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柿森拓朗

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柿森拓朗(かきもりたくろう) / 看護専門塾代表兼講師

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コラム

最後の追い込み、その勉強は本当に点に繋がっていますか?

2021年1月2日

テーマ:受験・学習法

コラムカテゴリ:スクール・習い事

あけましておめでとうございます。
受験生は、人生で最も気合が入ったお正月を過ごされていると思います。
受験まで残り一か月を切った生徒さんもいらっしゃると思います。

そこで今回は、直前期の一か月、残された時間で出来る限り「試験本番での得点を伸ばす」ためのテクニック、看護大以外にも使える)大学受験で知識や技術(=実力)以上の点を取るためのテクニックを、一部御紹介致します。

Ⅰ問題ごとの「解き方の手順」を常に一定にする


HOMEでは普段の問題演習から、漠然と一問一問をこなすのではなく、問題をタイプごとに整理して、それぞれのタイプごとに常に「同じ解き方、同じ順序で思考を進めること」をルールにしています。なぜなら、知識に任せてその場限りの解き方をしているだけでは、試験本番では考えるべきことに「漏れ」が生じてしまうからです。せっかく問題を解くための知識は脳の引き出しに入っているのに、いつも適当な順番で引き出しを開けていたのでは、「空け忘れ」や「無駄な開け閉め」が有るのは当然です。本番に強い人は、頭の中にストックした知識を100%使える状態、学実に引き出せるようにして試験に臨んでいるのです。

さて、同じ解き方、同じ順序で思考を進めるとはどういうことでしょうか。
一つ例を出します。例えば文法四択問題、当塾では、まず選択肢ごとに問題を分類します。
(選択肢が)
①動詞(準動詞)だけで構成されている
②名詞(句)だけで構成されている
③形容詞・副詞(句)で構成されている
④前置詞(句)だけで構成されている
⑤接続詞・関係詞で構成されている
⑥接続詞・接続副詞・前置詞を二種以上含んで構成されている
⑦その他
の7つに分類し、それぞれに解き方、手順を決めているのです。

例えば「⑤接続詞・関係詞で構成されている」の時は、以下のような手順を定めています。

step1( )の後ろが完全文か不完全文か判断する
→完全文なら接続詞か関係副詞、不完全文なら関係代名詞を入れる
step2( )の前が完全文か不完全分か判断する
→不完全文ならWhatかHowを、完全文ならそれ以外を入れる
step3先行詞と格を判断する
ここまでで北海道の看護大の入試問題であればほぼこれだけで⑤の分類の問題は解答可能です。

問題に当てはめてみましょう。
例題 I know the city ( )he visited.  
   アwhich イwhere ウhow エ what

step1 visitの目的後が欠けているので( )の後ろは不完全文→関係副詞のwhenとwhereが消える

Step2 完全な文が成り立っているのでWhatが消える。

よって正解はアのwhich
こんな感じです♪
大事なのは、いつも同じ手順で思考することです。
解き方を決めないで毎回その時浮かんだことを考えて解き、〇×を付けて解説を読むだけでは、知識はついても本番で点を取ることに直結するとは言えません。

Ⅱ過去問で大学ごとの「不正解の作り方」を知る


過去問は志望校が明確に決まっている受験生にとっては、これ以上ない教材です。どんな授業よりもどんな参考書よりも得点につながる、最高の教材です。

ですが、多くの生徒さんは過去問を活かしきれていません。学校や予備校の分析も多くの場合が「問題形式の分析」程度です(天使大は整序問題や不要文選択問題が出る。全体の構成から考えると一問につき整序問題は2分で解こう。文法としては関係詞と準動詞が頻出だ。長文は医療系をテーマにしているので基礎的な医療用語は知識として知っておこう、、etc)

それだけでは過去問という最高の教材を100%生かせているとは言えません。過去問は、その大学の「不正解の作り方」を知るために使うと、本番の得点力がグンと上がります。特に現代文や英語長文問題は効果的です。

極端な例を出すと、某看護専門学校の現代文では、問われている下線部から2パラグラフ以上離れた個所から引っ張ってきて作られた選択肢はその時点で正答になる可能性は(少なくともデータ上は)ほぼ0%になります。また、同専門学校では英語長文の内容一致問題でも「本文と同一の動詞を用いて作られた選択肢は×になる(正答は本文中の動詞を類義語や熟語へ書き換えたり、名詞構文を駆使するなどして作られる)」という特徴も有ります。

過去問を分析し、このような傾向を知っていることは、正直「英語力」「国語力」という本来の力とは無関係のテクニックかもしれませんが、分析力というより大切な力を駆使した結果でもあるのです。そしてそれはズルでも何でもなく、むしろ求められている力でもあるのです。考えてみてください。もし分析力が求められていないのなら、なぜ多くの大学が毎年似たような問題を出すのでしょうか。純粋に英語力、数学力など各科目の知識が確かめたいのであれば、毎年全く違う問題形式で出題するのではないでしょうか、、。

このような、得点力を高めることを意識した学習をすれば残り一か月でも本番の点数はまだまだ伸びます。残り一か月、ライバルも皆持てる時間すべて机に向かっています。ライバルに差をつけ、最後に笑うために、ただ知識をつけるだけではなく、得点に繋がる勉強を心がけましょう!

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