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コラム

家計簿をつけないと貯金できないのか?

2020年12月17日

テーマ:貯金

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: FP 無料相談

こんにちは!!
このコラムにたどり着いていただきありがとうございます!
ファイナンシャルプランナーの大野雅志と申します。

今日は2020年12月17日、今年もあと2週間ですね。
今年はコロナで大変な年になりました。次年度は平穏な年になることを願うばかりです。
ところで、コロナによって家計に影響が出ていませんか?
出ている方もいれば、そうでない方もいらっしゃるかと思います。
ほとんどの方が今回のような経験が初めてで、仕事やお金のことなどで不安を抱いたことと思います。そのような中で貯金の重要性を再認識して「貯金があると少し安心できる」と思った方も多いのではないでしょうか。

貯金はメリット・デメリットがあったにしても、腐るわけではないし、あるに越したことはありません。来年は貯金に挑戦してみようと思っている人も多いのではないでしょうか?
そんな気がするので今回は貯金の話をします。

チョット脱線します。お金を貯めることを貯金、預金、貯蓄などと言いますが、正しくは郵便局や農協などでするのが貯金、それ以外の銀行などの金融機関でするのが預金です。貯蓄はお金以外の財産まで含めた言い方です。きちんと使い分けるのがいいのですが、そうするとわかりにくくなるのでお金を貯めることを一番なじみが深い貯金と表現します。

目次

・家計簿をつけないと貯金できないのか?
・残ったお金で生活する
・家計簿とは
・まとめ


家計簿をつけないと貯金できないのか?

先ずタイトル「家計簿をつけないと貯金できないのか?」の回答です。
反論が多いことを覚悟して言います、そんなことありません!!

FPをしていると家計簿の相談は意外と多く、
「家計簿が続かない」
「きれいにつけられない」
「家計簿と現預金が合わない」
「家計簿をつけるのがつらい」 というような悩みを聞きます。

きちんとつけている方でも、
「このつけ方でいいの」
「我が家は一般的?」 というような不安を抱えている方がいます。

ですが、安心してください。家計簿がなくても貯金はできます。

「貯金するには、お金の流れを把握して無駄な支出を減らなきゃだめでしょ。だったら家計簿は必要でしょう!」とおっしゃる方もいるかと思います。確かにそのような考え方もありますね。

ですが、貯金をするのに家計管理も家計簿も絶対条件ではありません。

簡単な貯蓄方法を紹介します。

一番簡単な貯金方法は“無理やり積み立てる”です。
今の世の中、現金でお給料をもらっている人は少数派で、ほとんどが給与振り込みですよね。フリーランスとかでも売り上げは振り込みですよね。

であれば、給与振り込みの口座に自動引き落としで積立できる預金をセットしてください。引き落とし日は給料日にしてください。こうすることで給与が振り込まれると自動的に引き落とされます。あとは残ったお金で生活しましょう。残ったお金は自由に使ってください。

これが一番簡単な貯蓄方法です。家計簿をつけなくてもできます。この方法は僕だけでなく多くの方が提唱しています。僕もこの方法で貯蓄をしていましたし、今もしています。投資も同じ考え方ができます。

こうすれば意識せずに、いつの間にか貯まります。どうですか、最強だと僕思いませんか。
貯金をするために先ずは家計簿と思っている人は、節約しないと貯金はできないと無意識に思いこんでいます。

それは、
・理想の家計割合は食費〇〇%、住居費○○%、貯蓄○○%、保険○○%・・・
・「家計の黄金比率」赤字体質も貯金体質へ
・貯金できる人がやっている節約術、ペットボトル飲料は買わない などなど
というような情報が世の中にあふれているからです。

このようなやり方はつらくなるような気がしませんか?
楽しいという方もいると思いますが、つらくなるような人の方が多いような気がします。また、自分らしい生活ができないような気もします。

残ったお金で生活する


先ほどの「残ったお金で生活しましょう」をもう少し詳しく説明します。

残ったお金=可処分所得と理解してください。一般的な可処分所得の考え方は給与から社会保険、税金を引いた手取り額を言います。それを少しだけ考え方を変えて、さらに積み立てを引いて残ったお金が可処分所得だと考えます。すごくシンプルですよね?

①一般的)収入 - 社会保険 - 税金      = 生活費(可処分所得)
②貯蓄用)収入 - 社会保険 - 税金 - 積立 = 生活費(可処分所得)

一般的な考え方だと①の生活費の中から貯金をします。ただ、これだと急な出費があったり、いつの間にかなくなったりして貯金できない可能性が高くなります。

一方②の生活費だとすでに貯金にお金が回っていますので貯金のことを考えなくてよいです。若干気を付けるポイントはありますが、細かく支出をチェックするよりも気持ちが楽になるはずです。また、「今月はこの生活費で頑張るぞー!!」と思った方がやる気が出る人が多いのではないでしょうか。

ただ、こういっても、難しい、無理!!という方はいるでしょうね。そんな方も一度やってみてください。何か月か続ければその状態に慣れて普通になります。続かなくても何かしらの気づきがあります。自分で気づくということが大事なのです。それができないとどのような情報を取り入れてもなかなかうまくいきません。

できればよし、できなければ次のステップで気を付けるポイントをお伝えします。
先ずはTRYしましょう。

家計簿とは


いままで家計簿がなくても貯蓄はできるというお話をさせていただきました。だからと言って家計簿が不要だといっているわけではありませんし家計簿も役に立ちます。

ただ、家計簿は簡単に言うと家計の結果の記録です。ですから家計簿だけをつけてもあまり役に立ちません。家計簿が苦痛という方は家計簿に記録することが目的になっていることが少なくありません。

どういうことかというと、
「きれいに記録する」
「より細かく記録する」
「毎日日記録する」
「正確に記録する」
というようなことがいつの間にか目的になっていて、記録だけで終わっているということです。そのように記録だけであれば本来の目的である活用することがおろそかになってしまいます。その状態でいくら家計簿をつけても貯金にはつながりません。

それどころか、イライラが募ったり、その反動で衝動買いややけ食いにつながったりします。それらは様々な弊害を引きおこしより貯金から遠ざかります。また、結果を記録するだけでは面白いことはほとんどありませら、苦しくなったり、つらくなっても当然だと思います。

そんな方は家計簿の考え方を少し変えるだけで面白いものに変わります。そして様々なことに役立ちます。その考え方は次の次くらいで書きます。

以上のことから、貯蓄するのに家計簿は絶対条件ではないということがわかっていただけたでしょうか。

まとめ


今日のまとめは、「貯金は無理やり積み立ててする」です。

ただし、注意しなければいけないのは積立額です。3千円でも5千円でも無理せずにできる金額で始めましょう。

なぜかというと、無理すると続かないからです。先ずは貯蓄体質にするために続けられる金額を設定してください。続けられると「私は貯蓄できる!」という貯蓄体質になります。積み立額を考えるのは貯蓄体質になってからです。先ずは体質改善からです。

さいごに


いかがだったでしょうか。先ずは貯蓄体質を目指してTRYしてみてください。TRYすることで未来は明るくなります。

FPオフィスOHNOは皆さんの明るい未来を応援しています。
これを読んだだけでは安心できないという方はご連絡ください。
30分までは無料で話を聞きます。
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きっと来年は良い年になります!!
そう願えばよい年になります。
みんなで願いましょう!
それでは、良いお年を(^_-)-☆

この記事を書いたプロ

大野雅志

暮らしを自分らしくする働き方、お金の使い方を提案するプロ

大野雅志(FPオフィスOHNO)

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