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コラム

「なぜいま思考力が必要なのか」

2022年5月9日

テーマ:生き方・キャリア

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: キャリアコンサルティングメンターロジカルシンキング 研修

今、気になった本


ゴールデンウイークは何か本を読もうと決め、池上彰さんの「なぜいま思考力が必要なのか」という今年の2月に出たばかりの本を読むことにしました。



それは、自分が社員研修の講師という仕事をしていて、参加者たちのアンケートや感想文の幼さが気になったせいもあります。
自分の問いかけて考えさせるという研修スタイルがずれ始めているように感じていたこともあるような気がします。

池上さんが言う「思考停止」の怖さと現実


今の時代、安心より不安が勝っている状況下では、人は思考停止になってしまうと池上さんは言っています。
思考停止になり自分の頭で考えることができなければ、人は自分の代わりに他人に考えてもらう。そして、他人の考えに自分の頭の中が支配されてしまうと言います。

まさしく、ネットの不確かな情報に翻弄されたり、デマを信じたり、そういうことは人間の性質や弱さでもあり、思考停止状態なのだと思いました。

では、思考力が付くとどうなるか。
それまでと違った視点で自分を見つめ直し、自分をよりよく知ることができていく。そうすると、次に何をするといいのかも見えてくる。
変化は成長につながるということです。

で、私はNLPのトレーナーでもあるので、
『あ、これってNLPだ』とまた再認識にもつながっていくわけです。

NLPはごくごく当たり前のことを再認識させてくれるものなのですが、ということは『そのごくごく当たり前のことがわかってはいたけれど、できてはいなかった』という前提があったのだと振り返ります。
もしくは『わかっていたつもりではあったが、根底までは知らなかった、その理由や根拠はあいまいのままだった』ということもあります。

池上さんのこの著書は、そのあたりの事も良くわかります。
生きてきた時代によって、どの教育がそのような意図をもってされていたか、政治や経済や様々なことを上っ面だけではなく、深堀することで、驚きと再発見ができました。

日本人が“失敗”してしまう問題点とは


日本人の問題点は2つ。
一つは「プランBを考えない」こと。
正しいことをやったのだから失敗するはずはない、と考えてしまうことです。
失敗はありき、と考えることができれば他の仮説プランBを考えることにつながる。
これは失敗した時に役立つプランBではなく、ポイント・オブ・ノーリターンであり、ここを過ぎたら後戻りはできないという時の対処方法です。
スゴイ考え方、しかも思考力を駆使しないと、出てこないのがプランBかもしれません。

二つ目が「精神論に支配される」こと。
グランドプランを描けず行き当たりばったりになってしまうことに近いようです。
確かに、根拠も無くゴールを描くことができていない時、勢いだけで「やれ!」と声を荒げることがあります。
男だったらそれくらいあたり前だろう的なことです。親だったらそれくらい、部下だったらそれくらい、三十代だったらそれくらい・・・の、“それくらい”の強要でしょうか。

私とNLPと様々な気づきの関係


で、そういえば、これらのこともNLPで検証したと思いました。


池上彰さんはじめ、自分の考えと意思を持ち、素晴らしい生き方をしている人たちは、学ばなくてもNLPのテクニックはご存じみたいです。

私のような凡人でも、NLPを習得し、そして素晴らしい考えや生き方に巡り合うと、『あぁ、これがNLPだよね』とリンクをすることで、理解が深まり共感も高まるような気がしています。

そして、池上さんの本を読み進め、まだまだ目にうろこがたくさんついていたことを自覚しました。
それもNLPのおかげもあるのかも、と思いつつ、池上さんの伝えたいこと
「本当の頭の良さとは自分の頭で考える力の事。生きづらさから自由になる思考力が必要だ」に感動でした。

是非あなたも読んでみてください。おススメです。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
人材育成コンサルタント(国家資格キャリアコンサルタント)
メンタルコーチ(米国NLP協会認定トレーナー)
 井島 恵子

株式会社ブロッサム
札幌市中央区南4条東1丁目4-1
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www.blossom.org.uk
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この記事を書いたプロ

井島惠子

人と企業のイメージコンサルティングのプロ

井島惠子(株式会社ブロッサム)

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