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コラム

2021年度のフレッシュマン 5月からの仕事の仕方

2021年5月4日

テーマ:生き方・キャリア

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: キャリアコンサルティング人材育成 研修勉強法 おすすめ

◆2021年度も4月スタートから1か月。



新人社員は一月仕事をしてみて、「何となく違うなア」と感じている方も多いのではないだろうか。
何となく何が違うのか・・・それは、【自分が認識していた自分の能力が、組織や職場にピタッと当てはまっていない】ではないだろうか。

新入社員研修の講師をしており、今年も100名以上の新卒の新入社員さんの研修を担当した。
毎年その年度なりの特徴や傾向がある。
と同時に、新入社員としての成長過程、あるいは落ち込みの過程もある。

近年は、高学歴時代になり、「協調性」よりも「自分の強み」をアピールする時代へと変わってきた。
エントリーシートを書きながら、自分の能力は「即戦力として十分かもしれない!」とだんだんとそんな気持ちになっていくのは当然のことだが、それがくじける小さな要因になるのかもしれない。
そして、入社してゴールデンウイークを過ごす頃は、
「なんだか思っていたほどの仕事をさせてもらえない(つまらない仕事ばかりだ)」
「仕事の細かいところが、上司とかみ合わない(上司の考えは時代遅れなんだ)」
と感じ始める頃でもある。

◆今の時代に求められる人材



さあさあ、これからが2021年度の新人さんの社会人たる本格的スタートである!

連休明けからしっかりした気分で出社して仕事のモチベーションを維持するポイントを
【今の時代に求められる人材】という視点から3つ伝授したい。

1.『報連相』はうまくできているだろうか?
風の時代の新人たちは、報連相の基準(報連相の5W2H)を自分の物差しで決めている。
報連相を含めコミュニケーションというものは【相手が決める】ものだ。
自分が伝えたではなく相手が受け取ったことが重要になる。
入社1年は、うるさがられるくらい報連相を密にしてみることが得策だ。
やれていない新人が圧倒的に多い。「それくらいはできるだろう!」と上司は考えている。それだけ伝わらない報連相をしていることに気が付くことが大事だ。

2.仕事・業務が覚えられているだろうか?
仕事は【質と量】で形成される。よって、【質と量】のチェックをするとよいのだが、どちらもうまくいっていないことが多いものだ。
報連相同様、自分の物差しで覚えようとしていても無駄なことに早く気が付くことが大事だ。
基本にすることは【正しいやり方を覚える】ことだ。
教わった業務を分解し、徹底的にまねる。この【まねる】ことがキモなのだ。
自分流ではなく【まねる】ことが一番の上達法であり、習得法だ。
そして、何回も、体にしみこむまで繰り返して実践する。
短い期間で習慣化させてしまうことが、【できる】ことになる。
質にこだわると、次は量をこなして身に着ける、次のステップの質のアップを意識し更に量を、回数をこなす。これを習得という。
しっかり【正しくまねる】ことの全集中!!

3.仕事の疑問や不安を解決しているだろうか?
近年は高学歴のせいか、教わる仕事に対して、なかなか疑問や不安が出てこないようだ。
本当に理解しているなら質問は不要だが、曖昧はところは決してそのままにしないことが、仕事の基本だ。
わからないで悩む時は、すぐにわかっている人に聞いて【解決して学ぶ】ことをすること。
学歴と仕事の知恵や知識は同一ではない。
仕事では、経験を踏んだ人には、高学歴でも敵わないのだ。
経験や知恵の無い頭で考えたところで埒が明かない。さっさと先輩や上司という仕事のできる人の経験と知恵を借りることが最速の問題解決になる。

◆職場の人間関係はフラットではいけない



2021年の・・・とは言っても、この3つのポイントは私が部下を持っているときの15年以上も前から口を酸っぱくして言っていたことだ。
だから「よくあるある」のことだ。

そして、「2021年の」新人が、今までと違うところは、人間関係をフラットに考えすぎているところだと感じている。

職場では、まだまだ役割があって、
・教える人が居て教わる人が居る
・指示を出す人が居て指示を受けて動く人が居る
・リーダーシップを発揮する人が居てフォロワーシップで支える人が居る
上下関係的な役割分担、立場の違いを仕事に活かしているのが、会社だ。

その職場の人間関係の在り方、創り方を間違えないことが重要だ。3つのポイントを活かしていくには【職場の人間関係】が大きくかかわる。
いつでも疑問を聞けるように、先輩や上司の仕事に対し敬意を持つこと。
報連相がスムーズにいくように日ごろからビジネスコミュニケーションを図ること。
そして教えられた自分の業務に責任と誇りを持つこと。

私の新入社員研修で耳にしたはずだが、今一度、意識して連休明けから仕事に臨んでみることを勧める。

この記事を書いたプロ

井島惠子

人と企業のイメージコンサルティングのプロ

井島惠子(株式会社ブロッサム)

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