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井島惠子

人と企業のイメージコンサルティングのプロ

井島惠子(いじまけいこ)

株式会社ブロッサム

コラム

暑さと子育てでイライラ ~親が子供を創る~

2019年8月7日

テーマ:心理・気持ち・メンタル

暑さと夏休みで親のイライラは募るばかり


札幌も60数年ぶりの真夏日連続8日間とやらで、私も含め、人生初を経験している方が多いと思います。
こんなに暑いと、なんだか小さなことにもイライラしてしまいがち、と感じている方も多いのでは?

夏休みということもあり、子ども連れの親子が多いと感じています。
比例して増えているのが、親の子を叱る声、でしょうか。

暑さからくるイライラを子供にぶつけてはいませんか?
そんなに大きな声で威圧的に言う必要のあることでしょうか。
「だって、言うことを聞かないから!!」
そう反論がありそう。

カウンセリングを学ぶときに、「寄り添う」ことをみっちり学習します。
「相手の気持ちになる」ようなことです。
私は「自分がこの人だったら・・・と考えてみて」といいます。
そう、目の前の人が自分だったらどうか、それを考えることが、また感じることが、素早く寄り添えるコツだと思っています。

こんな簡単そうなことが、実は非常に難しい。
「だって、自分じゃないし!」
「自分だったらこんなふうには考えないし!」
本当にそうですよね(笑)

だからカウンセリングという人の話を聞く技術が身につきにくい課題でもあるのです。

親の言葉は“命令”!?


TAの創始者エリック・バーン博士は「人の最初の奴隷化は親に対してである」と言っています。置き換えると、「親は子供を自分の奴隷だと認識している。すべてが命令・指図として伝えている」ということになります。

自分が奴隷で、全ての言動が「指図や命令」によって拘束されていたら、大人の自分は我慢ができるだろうか・・・ということです。

「早く起きなさい」
「さっさとご飯食べて!(残してもダメ)」
「手はきちんと洗って」
「靴はそろえて脱ぎなさい」
「ただいまは大きな声で」
「勉強しなさい」
「ゲームはダメ(もうおしまい」
「さっさと寝なさい」

こんなふうに朝から晩まで、親は子どもに命令と指示を与えているのではないでしょうか?
もちろん、しつけです。生活を見守っているのです。その中でやっていいことダメなこと、ルールを教えます。
けれど、その表現が命令と指示であることは事実です。

中学生になった子供が
「いちいちうるさいんだよっ!」と反抗的に言いたくなるのが痛いほどわかりますね。

親として子供をしつけること、生きていくうえでのルールを教えることは重要で避けることはできません。
親もその責任の重さと、手ごたえによっては自分を責めたり子供を責めたりのストレスがあります。

「自分だったらこんな言われ方でどう感じるだろうか・・・?」
怒られているように感じる
責められているように感じる
嫌われているように感じる
突き放されているように感じる

小さな子供にとって、根本的には、親は逆らうことのできないゴッドでもあります。

必要不可欠な子育て・しつけ・・・ちょっとその時に考えて!


子どもに何か伝えるとき、【この表現でいいのか】と一度確認してみてください。
言っている内容は正しい。
そして、その表現は?です。

声のトーン、大きさ、口調。そして表情、目線。
言われる身になって、子供の身になって感じてみると、穏やかな表現ができそうですね。
そしてそのほうが、ずっとずっと子供は理解ができるのです。

猛暑ももうそろそろ終盤のようです。
残りの夏休み、親も子もイライラせずに過ごしたいものです。


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