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コラム

浮気調査の探偵費用

損害賠償

2018年9月30日

 配偶者(夫・妻)の浮気調査で探偵(興信所)に支払った調査費用を、慰謝料に加えて、
配偶者の不倫相手に損害賠償請求する場合があります。

 調査のための費用を支払った側からすると、その探偵費用も不倫相手に支払わせたいという気持ちもあるでしょう。

 しかし、探偵費用は、必ずしも損害としては認められません。
 訴訟になる前段階で、慰謝料等を請求する文書を送る段階では、探偵費用なども加えて当然のように請求するかもしれません。
 ただ、裁判例をいろいろと見ていますと、請求する側が主張する探偵費用が損害として認められるのは、
それなりにハードルがあります。
 探偵に調査してもらう必要性があったのかとか、その費用は相当なものだったのか(無駄に高額でないのか)というところから、不倫(不貞行為)と相当因果関係のある損害とは認められないこともあります。
 独立した損害として認めないで、慰謝料の金額の評価に加えるということもあります。

 裁判例になっている事案を見た印象ですと、探偵費用分が損害として認められる場合はあまり無いです。
 

 探偵に配偶者の浮気調査を依頼しようという方は、費用は自分の持ちだしになる覚悟で出した方がいいでしょう。
 業者によっては、「探偵費用も浮気相手から取れる」という営業トークをするかもしれません。
 配偶者の不倫を疑う人は、調査方法も含めて、探偵より先に弁護士に相談してからの方が良いと思います。


 また、不貞行為の慰謝料請求を受けた人で、高額な探偵費用も支払えと請求された場合も、
言われるままに支払う前に弁護士に相談されるべきでしょう。
(その慰謝料の金額自体が適切かという問題もあります。)

 どちらかというと、私は、不倫して慰謝料請求を受ける側の相談・依頼を受ける方なので、
その際は探偵費用の必要性相当性などは厳しく争います。



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