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コラム

まだ地味な内容だけど。『イチケイのカラス(1)』

書籍

2018年9月22日

 刑事事件の裁判官を扱った漫画、
浅見理都 『イチケイのカラス(1)』 (モーニング KC)
が面白いです。

 裁判に関わったことのない方にどう伝わっているのかも興味深い作品です。
 変に刑事訴訟の手続の解説もないので、読みやすいと思います。

 出てくる話は、今のところ地味な印象ですが、裁判官や裁判所内部のことなど、
被告人になっても見ることはない世界ですので、お仕事ドラマとして面白いと思います。

 2巻以降に泣かせる展開がありそうです。弁護士任官の入間裁判官が弁護士をやめて裁判官になったエピソードがありそうだから。
 「モーニング」で連載を読んでないので、次巻が待たれます。



 既に読んだ方やこれからお読みになる方に向けて少し専門的な補足を勝手にします。

起訴状一本主義

 2話(56頁)に裁判所事務官が裁判官に「新件の起訴状です」と言ってファイルを渡すシーンがあります。
 さらっと流れるシーンですけど、刑事訴訟の手続としては、けっこう重要なところです。
 検察官の公訴提起(被告人がこういう犯罪を犯したので処罰したいという検察官の主張と裁判の申立て。「控訴」ではないです。)の際には、被告人のした犯罪事実について検察官の主張が書かれた「起訴状」の他に、裁判官に予断を持たせるものは添付してはいけないというルールがあります。
 このルールを起訴状一本主義といいます(刑事訴訟法256条6項)。
 裁判官が被告人が有罪であるという予断をもって裁判に臨まないようにするためのルールです。


弁護士任官

 裁判官の多くは、司法修習生から採用されて、そのまま裁判官になります。
 司法修習生というのは、司法試験合格後の研修生で、裁判官・検察官・弁護士の仕事や手続を研修します。
 弁護士任官というのは、弁護士として経験を積んだ後で、裁判官に任命される場合です。



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