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コラム
タッピングでご機嫌に~5回目
2021年2月15日 公開 / 2021年2月19日更新
皆さんこんにちは。タッピングシリーズ第5回目です。
前回に引き続き、「ことば」の使いかたについてのお話です。
EFTでは「セットアップ」自分への言い聞かせをする最初の部分と、もう一つタッピングする時に使う言葉の二つがありましたね。
セットアップの基本は、「今起きていること」と「起きてほしいこと」というと解りやすいかもしれません。
タッピングの基本は、「その時の感情」だったり「考えていること」だったり、「身体の違和感」だったりを使います。その問題から注意をそらさないようにすうるために使う言葉です。
(セットアップ)
セットアップは「〇〇であってもそんな自分を」を受入れます・認めます・許しますであったり、もっと簡単な使いかたとして「〇〇だけれど、それでも私は大丈夫!うまくいく!」こんな感じの説明になっているかと思います。
そのまま、しっくりくるようでしたらそれで良いです。自分が、あ、そうだなと思える言葉かけをしてあげます。
そこで、今出来るところからで良いということを覚えておきましょう!基本はチャンクをあげて言葉を使うというところです。要するに抽象度を高くしたことばを使うということです。
簡単なことばから使うのがポイントです。
解りやすく緊張をテーマにすると、口が乾く、胃が痛くなる、汗をかく、吐き気がする、頭が真っ白、ドキドキ。。色々あります。細かく考える余裕なんてありませんよね。
1、余裕の無い時
簡単な言葉にする 緊張してる+でも大丈夫、緊張してる+そのうち落ち着くなど、その時に使える簡単な言葉を使ってみてください。
2、少し余裕がある時(小)
ポイントをしぼって、例えば、緊張してる、特に今どこがつらい?(ドキドキが気になる?)だったらそれを扱ってみる。ドキドキしてる+でも大丈夫だとか、ドキドキしている+何とかなるか?
3、少し余裕がある時(中)
多少余裕がもしあると、気になるところを口に出せるかもしれません。例えば面接前の緊張であれば、「緊張で言葉出るか心配だ+今から考えても仕方ないので、とりあえずゆっくり話すように心がけよう」とか「緊張するのは仕方ないけど、要件を伝えられたらそれで良いか」など、ひっかかることを整理して言葉に出してみる。
※ 深く掘り下げてみたい時
気になっていることをより具体的に掘り下げてみると問題解決につながる場合もあります。ある程度余裕があり、それなりに対処出来ているがもっと掘り下げていきたい場合は、カウンセラーなどの専門家と一緒に取り組んだ方が良いかも知れません。
(リマインダー)
リマインダーは、タッピングする時に使う言葉です。これは今扱っているテーマの焦点がぼけないようにするためのものです。感情が溢れている時言葉も出てこない・・涙が出て鼻水がでてという感じですよね。・・なので、とりあえず出来るだけタッピングを繰り返しながら呼吸を整えることに専念してみてください。
リマインダーもセットアップと一緒です。無理に考えず簡単な言葉からだしてみてください。
ことばが出せようであれば、
1、簡単な言葉にする、「緊張してる」とか「ドキドキしてる」だけで良いです。人によってネガティブな言葉は言いたくないという人は「大丈夫、大丈夫」だけでも良いので言葉にだしてみてください。
2、少し余裕がある時は、出せそうな言葉をつぶやいてみる。「緊張する」「ドキドキしてる」「口が乾く」「怖い」「不安」等、今の状態を端的に表す言葉を使います。多少落ち着いてきたら「大丈夫」「何とかなる」などポジティブな言葉を加えてみます。
※ 出なければ出なくても良いというスタンスで色々言おうと考えずに自然に任せてみてください。
雑談として
ちょっと知っておくと良いことですが、
普段のことばをちょっと工夫してみましょう。例えば、印象に残ってしまうことばは、あとにくる言葉です。人との会話にしろ自分自身で使う言葉にしてもです。
嫌なことがあった時に、〇〇で本当にまいったなで終わると、気持ちはまいったなを引きずります。〇〇でまいったなの後に、まあ何とかなるかと一言加えるだけでも多少気持ちは変わります。
もうひとつ加えたいこと、否定の否定は普段使わないように気を付けておく、否定の否定とは、緊張しないとか不安にならないというような言葉です。じゃあなんと言うかというと、「リラックスしよう」「安心してやってみよう」ということです。
このふたつ気を付けておくと、何か困ったことが起きた時に悪いサイクルから出やすいのかなと思います。
今日はここまで
大通公園カウンセリングルーム
札幌のカウンセリングルームです。心理カウンセリング、キャリアコンサルティングなど、医療・福祉などと連携した支援をしています。カウンセリングでは、森田療法、ブリーサイコセラピー、EFT、キネシオロジーなどクライアントの方と相談しながら様々なアプローチで支援します。
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