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コラム
タッピングでご機嫌に~4回目
2021年2月13日 公開 / 2021年2月19日更新
皆さんこんにちは。EFTシリーズ4回目です。
今日はEFTでも使用する「ことば」についてお話をしようと思います。世の中には自己啓発本と言われる本がたくさんあります。私もそういう類の本はたくさん読んで助けられました。カーネギー・ナポレオンヒル・マーフィー・中村天風、どちらかというと、心が変われば世界が変わるというところでしょうか?・・イギリスのジェームズアレンという作家・哲学者の「人は考えたとおりの人間になる」という本も有名ですね。
こころの在り方が自分を作っていくんだという内容です。この心の在り方に使うのは、自分の思考です、普段考えていること・・言うなれば言葉です。毎日使うことばが自分を作っていくのです。色々な考え方を学び元気をもらえたり、自分の人生の指針になったり役立つことはとても多いのかなと思います。
自分の心のなかのつぶやきを良い方向に変えてくれる助けになります。
ただ、感情があふれていたり、うつ状態がひどい時には、そういう本を読むとか考えるなどできなかったり、そもそもよい言葉がでてきません。EFTでは、セットアップやリマインダーと言って言葉を使いますが、一人でやってみて、EFTがうまく使えないという場合、ここでつまずく人が多いのかなと思います。
(今日のポイント)
言葉は使えそうであれば使う。無理ならそれ以外で出来そうなことをする。例えばタッピング、圧痛点の刺激と呼吸・深呼吸、お水を飲むなど・・です。
人間は、何かの出来事が起きると、その情報によって、感情・思考(言葉)・身体(行動)によって反応しています。
どういう順番で反応するか?色々な説がありますがこだわらず、今使えそうなことをやってみることが大切です。
少し落ち着きを取り戻し、思考が動き始めてきたら言葉も使ってみてください。
ここからは、雑学として・・
私達がコントロール可能なところとして考えると、やはりことばや行動になります。感情をコントロールしようとしても、なかなか難しいところです。感情はどこで生まれているかというと、脳の深い部分です。脳幹の上の方に大脳辺縁系というところがあります。その中に偏桃体というところがありますが、そこが興奮している状態と言われるのが通説です。
この時、思考の座である前頭前野の血流は阻害されて働きがぶくなってしまいます。通常は、深い部分の偏桃体が暴走してしまわないように抑制をかけていますが、あまりにも感情が強い時には活性度が下がりうまく抑制できなくなるのです。
突然の出来事でまいってしまう時、誰もがそうなってしまうのではないでしょうか?
突然のショックで腰を抜かすとか、倒れるというということがあります。私も人生で二度ありました。ショックが大きく本当に座り込んでしまいました。
そうなることが問題なのではなく、そうなった時に少しでも早く元に戻ってきたいのです。
ストレス上手にコントロール出来ている人は、こういう状態になった時の対処が上手なんですね。
なので、必要なことは今使えそうな部分をうまく利用して、過剰に興奮してしまった感情を少しずつなだめていくことです。
そもそも、感情が高ぶりすぎている場合は前述のとおり、言葉が思うように浮かびません。ですから、身体から働きかけたり、また言葉を使うにしても使える言葉も限られますから工夫が必要なのです。
それらを覚えておくと咄嗟の時に多少は役だったくれるのかなと思います。
さて、次回は言葉の使いかたについて触れたいと思います。
大通公園カウンセリングルーム
札幌のカウンセリングルームです。心理カウンセリング、キャリアコンサルティングなど、医療・福祉などと連携した支援をしています。カウンセリングでは、森田療法、ブリーサイコセラピー、EFT、キネシオロジーなどクライアントの方と相談しながら様々なアプローチで支援します。
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