まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ広島
田中法人

住宅購入相談のプロ

田中法人(たなかのりと)

株式会社 サンクティ

コラム

中古住宅の流通が必要な理由。

中古住宅

2012年3月3日 / 2014年9月7日更新

国土交通省が優良な中古住宅の認定制度を構築する方針です。

目的は住宅ストックの質の向上、中古流通の促進のためということです。

すでに、首都圏では中古マンションの取引量が新築マンションを上回ったとも言われています。しかし、全住宅流通量に占める流通シェアーはわずか13.5%程度(平成20年度)欧米諸国と比べるとわずかばかりの量でしかありません。これまでのように、住宅難を解消するため街を広げ新築を建てることが使命だった時代と変わり、今後は、人口が減少、空室対策に取り組み、街の広がりを抑え、コンパクトな街づくりに返還しなければならない現実から必然的な取り組みだと評価します。

右肩上がりの時代から成熟社会を迎えた今、結婚が晩婚化するのは必然であり、晩婚化した夫婦が元気に働けるうちに住宅ローンは返済する仕組みこそが大切だと考えます。(理想的には老後資金も考えながら)しかもそこには、住宅を取得することがすべてではなく、生活を豊かに楽しむための社会の構造が求められているはずです。そのために社会のストックを活用する。そして、その活用が内需に貢献できる仕組みこそ必要だと思うのです。そんなことを合理的に判断した時、新築住宅とは後世に残るべき住宅であるべきで、ストックされる住宅は流通に乗っかる住宅でなければならない。そのためには、より良い住宅の維持のため、手を入れ、適切なメンテナンスを必要とする。

こんな社会の構造こそが、住宅ストックの質の向上であり、中古流通の促進といえるのではないでしょうか。(内需対策にもなるはずです。)

考えてみてください、欧米の住宅。中古だから「古い」「汚い」ということは微塵も感じません。http://ocfudosan.com/





30年後、どうせ建物の価値がないから手を入れないなら、そこに住む人の暮らしは我慢の連続です。建物に価値が残れば、価値が適切に判断できる市場があれば、快適な暮らしに手を入れることはもちろん、新しい生活のために住み替えだって容易にできるはずです。私たちは良い意味成熟された国家に住んでいます。必要なのは、新築時の美しさではなく、住み続けることで初めて気づく不動産の質を高める暮らし方であるべきです。より良い空間が引き継がれ、より良い環境が次世代に引き継がれる、新しい入居者に引き継がれていく。これこそが富の積み重ねとなり、豊かな暮らしへの一歩のような気がします。


そのためには、この方針が前に進まなければなりません。


後悔しない家選び《無料メール講座》はこちら
http://sancty.jp/lp/

日々のブログはこちら
http://ameblo.jp/sancty/

広島の住宅購入相談はこちら
http://sancty.jp

この記事を書いたプロ

田中法人

田中法人(たなかのりと)

田中法人プロのその他のコンテンツ

Share

田中法人のソーシャルメディア

rss
ブログ
2018-09-18

田中法人プロのその他のコンテンツ