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前田政登己

家族を幸せにしてくれるリフォームのプロ

前田政登己(まえだまさとみ)

株式会社 マエダハウジング

コラム

中国新聞 「不要な床下工事トラブル続発」

見積り・契約

2012年7月20日 / 2014年7月4日更新

昨日の中国新聞に「不要な床下工事トラブル続発」と言う記事が載っていました。



「不要な床下工事などで金をだまし取られたとして、広島市佐伯区の無職男性(90)が18日までに、市内の建設業者に代金など約580万円の損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こした。男性側によると、業者は安価な下水設備の清掃の後、必要のない防湿やシロアリ駆除の工事をしたという。県内では同様のトラブルの相談が目立ち、広島県消費生活課は注意を呼び掛けている」

どうも、排水枡を高圧洗浄した後、無料床下点検を行い、「洗い場の水が漏れている。調湿材を敷く必要がある」「シロアリがいる」などと不安をあおって床下と天井裏の工事をしたようです。

後日建築士の方が調査に入ったら水漏れや白アリ被害が無かったと言う事です。このような手口は実は昔からあります。

「台所の排水枡を洗浄しましょう。近くに来ていますので、一緒にやったら5,000円でやりますよ」といって、その後、「床下が何となくかび臭かったので、床下の調査を一度無料でしてみましょう」と近づいてきます。

そして、その後は不安をあおって、床下調湿材や床下換気扇、耐震補強材などを高額で取り付けるという手口です。

今回の事件の写真を見ると「グレートバリヤマット」という商品を使っていますが、この名前で検索しても価格が出てきません。たぶん、訪問販売などで使われる価格のわかりにくい商品なのだと思います。

通常、床下調湿材は坪あたり1万~3万くらいの商品が多いようです。商品によって価格差が大きく、一般の方が何を持って判断するか難しいところです。石系の床下調湿材はゼオライトが多く、実はそんなに高額なものではありません。

不織布などに入れて加工しているのでバラで撒くよりはかかるでしょうが、今回の工事は床下と天井裏で520万と言う事なので、何をどうしたのかわかりませんが、間違いなく高額でしょう。それ以上にその工事が本当に必要なのかどうかが大切です。

80歳以上の高齢者が特に被害にあっているようです。くれぐれも気を付けて、心配になったら家族や専門家にまずは相談してみてください。

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前田政登己

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