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前田政登己

家族を幸せにしてくれるリフォームのプロ

前田政登己(まえだまさとみ)

株式会社 マエダハウジング

コラム

注目の断熱材「セルロースファイバー」

省エネリフォーム

2011年8月19日 / 2014年7月4日更新

セルロースファイバーは今注目の環境対応型断熱材です。



セルロースファイバーは、古新聞からリサイクルされ、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくします。さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。

セルロースファイバーは、安全基準に厳しい環境先進国である欧米諸国が発祥の地で、米国の断熱材種別シェアを調べてみると35%と最も多く使用されています。日本ではまだ2%のシェアしかなくほとんどの方が知らないと思いますが、現在新築を中心に今伸びている断熱材です。



セルロースファイバーの特徴は、

●安全性

ホルムアルデヒド・VOCの放散試験において無垢の木材と同様の対象外で、F☆☆☆☆以上の安全性が認められています。

●防虫性

木質繊維が持つ吸放湿性の効果でカビや菌の発生を防止。害虫に対しても効果があります。

●不燃性



難燃処理により、万一、火災にあったとしても延焼を防ぎ、有毒ガスの発生もありません。

●撥水性

ずかの雨漏りにも大丈夫。断熱材にとって大敵の水分を弾く(撥水)処理がしてあります。

●環境性

製造エネルギーが小さいため他の断熱材に比べCO2の排出量がダントツ少ない。

●防音性

壁に充填することにより防音効果があります。セルロースファイバーで囲まれた箱の中に警報器を入れると音が外に聞こえません。

●吸放湿性

木質繊維のセルロースファイバーは住宅内で生きています。周囲の状態に応じて水分を吸ったり吐いたりしています。この吸放湿性が適度な湿度をもたらし、結露を防ぎます。それによって、大切な建物の寿命を延ばすことにもつながります。

新築では徐々に増えてきていますが、今後はリフォームでも増えてくるかもしれません。特にLDKの床壁天井に吹き込むことによって、断熱効果や防音効果がまします。

今後増えてくるであろう断熱材「セルロースファイバー」に注目です。

この記事を書いたプロ

前田政登己

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