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コロナ禍の将来選択(林のQ&A集①)

2021年10月4日

テーマ:進路選択

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

お久しぶりです。
前回のコラム更新から間が空いてしまいました。今年の4月に参加したDMM教育サミットでは、数々の企業様やお客様と関わる機会があり、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。

さて、本題ですが、以前、Yahoo!知恵袋にこんな相談が寄せられていました。

高校生です。ブライダル関係の職に就きたくて、専門学校に進むつもりでしたが、コロナの影響で諦めることにしました。4年制大学に進むとしたら、どの学部に入るのがおすすめでしょうか。

【林のアンサー】

ブライダル関係は、コロナの影響で披露宴を取りやめたカップルが多くてNHKなどでも取り上げられたことがあるため、確かに質問者さんが不安に思う気持ちも理解できます。
しかし、ネットで映像だけプレゼントする方法やズームなどを使った新たな披露宴も登場しています。また、挙式や披露宴にお金をかけなくなる分、エンゲージリングや記念の品にお金をかけるようになる可能性もあり、今は、贈答品の分野はかなりヒートアップしていることから、一概に希望が持てない業界ではないのではないでしょうか。

結婚は、ほとんどの人が経験する人生の大きなセレモニーですから、業界としては、決して消滅するものではないと私は思います。
また、四年制の大学についてですが、大学は学問をしにいく場所ですから、四年制大学に行くのであれば、本当に興味のある分野を選びましょう。

できれば、ブライダルを目指した理由を掘り下げて、そもそもその分野で何を実現したかったのか、どのようなことで社会貢献したかったのか、と振り返ってみてはどうでしょうか。そこから、大学進学を考えられている理由を明確にすれば、自ずと、選ぶべき学部が見定められると思います。


※質問と回答内容は、コラム執筆用に一部改変しております。

今後の将来選択について


不安定な現在ですから、少しでも安心して働ける業界、職業に就きたいと思う人は山ほどいると思います。しかし、世の中に波乱の無い業界などありません。どの職種でも、危険なリスクをある程度抱えて働かなくてはならない可能性があります。逆に、リスクが高いと言われている職業に勤めて必ずしもその危険事態に自身が陥るとは限りません。

医師は、たとえば、インフルエンザが大流行したときに、連日、一日中インフルエンザの患者の診察や治療のために至近距離で接しているからと言って感染することは、まずありません。白衣・マスクの着用、都度の手洗いとうがい等、徹底した感染予防をするからです。
今日のコロナ禍に関していえば、防護用具や環境の不備があった上、殺到した患者に対して完全な予防体制を取ることが出来なかった医院では、スタッフが感染するということが報道されますが、完全な予防体制が取れている医院では、医療スタッフが感染するようなことは起こっていません。

決して、風評に流されないことが重要だと思います。
進路選択において大切なのは、その業界を目指す理由を掘り下げて、自己理解を深めることです。
自身の得手不得手、自身の欲求、周りからの印象――そういったことを鑑みて、自分がどのような人間であるかという軸を様々な具体的なシミュレーションの中から形成し、そこに基づく将来選択ができれば、誰であっても、どのような業界、職種でもこれからの時代を生きていけるはずなのです。
そういったことが苦手、不安な方は、我々がそのヒントを与える手助けをしますので、お気軽にご相談くださいませ。

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この記事を書いたプロ

林克哉

対人能力向上メソッドで進路実現を支援するプロ

林克哉(有限会社フォスター)

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