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吉野裕一

夢実現プランナーのプロ

吉野裕一(よしのゆういち)

FP事務所 MoneySmith

コラム

学資保険は必要か?人生最大の贅沢?

教育資金

2016年8月2日

子供が生まれたら学資保険


以前、子供が生まれたら学資保険と言われるくらい、子供が生まれると必ずと言っていいほど学資保険に加入する時期がありました。


その当時は日本も高度成長期で保険自体の予定利率も高い時代でした。

昭和60年代では6%前後あったのです。



72の法則




私たちがFPでは一般的ですが72の法則というある金額が倍になる期間や利率が分かる法則があります。


72÷金利=倍になる期間

72÷期間=倍になる必要な利率

こういった計算式です。


仮に昭和60年前後の6%の利率のものに預けたとすると12年で倍になっていたという事になります。




実際の利回りはもっと低い


現在の予定利率は1%とされている保険会社が多いと思います。


しかしインターネットサイトでも保険のシミュレーションが出来る保険会社が多いですが、実質の利回りは1%を下回っているものが多いのではないでしょうか。


それは運用に回しているお金に対しての利回りを言っており、保険料に対しての利回りではないからです。



人生における大きな贅沢?無駄遣い?



教育資金に対してはよくご相談を受けますが、よく言われることが元本確保のもので多少でも増えるものがよいという言葉です。


しかしこれは額面の数字だけが元本割れをせずに増える事で、実質の価値は減ってしまう事もあります。







この表は文部科学省が発表している過去の授業料等の推移ですが、この表で見ると平成27年の18年前の平成9年の公立の授業料は463,629円、入学料が373,893円の合わせて837,522円となっています。

この当時にこの数字を参考に教育費の準備をしたとして、平成27年度の授業料は537,857円、入学料が397,721円の合計935,578円で、上昇率は111.7%となっています。


この期間はデフレと言われ、物価が上昇しない時期であったり、給与が増えない方や減額された方も多かった時期です。

それでも10%以上増えています。

この期間に10%以上の学資保険に入っておられればある程度の足しとなっていると思いますが、それ以外にも付随する費用がありますよね。


今ほど金利も低くなってしまうと更に学資保険に加入する意味があるのかと疑問に思ってしまします。


今後、景気が回復すると預金金利も上昇する可能性もありますし、株式などの価額も上昇するでしょう。


学資保険は保険会社が販売しやすい様に付けた名前で、教育費は学資保険以外にも良い方法があると思います。

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