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吉野裕一

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吉野裕一(よしのゆういち)

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コラム

目標は3%以上の運用を・・・

資産運用

2015年10月31日

日銀から今後の方向性を観る



先日、日銀の今後の方針を決める日銀決定会合か開かれました。


決定会議後の黒田総裁の記者会見では、終始物価上昇率2%の実現に対する質問がされていました。


今年は原油価格の下落や経済の伸びが停滞したことで、物価上昇率は0%近辺でしたが、今後は新興国の成長とともに物価上昇率も上がっていくとみられるという発言がありました。


2015年から2016年にかけて1%前半の伸び率に、2016年後半からは1%後半になるとも言われていました。

ただ、2017年には消費税増税が実施される予定なので、物価上昇率は一旦0%付近に戻るのではないかともいわれましたが、経済の成長は持続するとみられ2017年後半には2%の目標に近づくとも言われていました。


国は1%以上の物価上昇を目標にする


企業が売り上げを前年比より多く目標にするのはよく知られていますが、国も経済の成長を常に目標にしています。


これまでの日本の高度成長期では7%の成長率でしたが、このころに日本は今の中国やインドのような新興国で、人間でいうと20歳までの子供の成長と同じです。


その後、先進国となれば成長は必然的に鈍化してしまいますが。これからは成熟期です。

人間でいうと20歳以降になってくると思いますが、ここからの成長は見た目の成長ではなく中身の成長になってくるのでしょうね。

物価上昇に見合った運用をしましょう


ここで、高度成長期では物価も上昇するのですが賃金も上昇しますし、普通預金でも6%や7%の利回りが見込めるので、あまりお金に困ることはないのかもわかりません。

しかし、この時期にもそれ以上の運用をしていると後には確実な資産になっていたのだと思います。


ただ成熟期の現在では、これだけ高い利回りは望めなくなっています。そこで直接投資も含めた運用は必要になってくるのではないかと思います。

前述の日銀の今後の物価上昇率を考えると、3%以上の運用はしておかないと、家計は圧迫されていくと感じます。


インフレという言葉は、聞いたことはあると思いますが、危機感を持っておられる方が少ないという印象があります。


仮に今後の物価上昇率が1%だった場合に、預金していただけでは毎年1%の資産の目減りが起こります。


ここで3%の運用をしていると、差の2%が実際の運用利回りとなります。

物価が1%上昇していけば、10年後には110.46%、20年後には122.02%となります。


仮に100万円を2%で運用した場合には、10年後には121万8994円、20年後には148万5947円となります。

これでやっと10年後に約10万円、20年後に約26万円のプラスになってくるのです。

逆に全く運用しなかった場合だと、

額面は100万円のままですが、実際の価値は10年後には82万348円、20年後には67万2971円となるのです。

収入が多くある方でも家計が苦しいという事を言われる方がおられますが、実はこういった額面だけでは分からないリスクもあるのです。

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