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城代博

理想をカタチにするマンションリノベーションのプロ

城代博(じょうだいひろし)

工房住空間 建築デザイン株式会社

コラム

珪藻土は手入れしにくい?日常のメンテナンス方法

珪藻土

2017年9月20日

マンションのリノベーションなどで、できるだけ自然素材を使いたいものの、「お手入れやメンテナンスが面倒なのでは」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?

特に珪藻土などの自然素材の壁は、ビニールクロスなどに比べ「ボロボロと剥がれて汚くなってしまうのでは」と思われていませんか?

今回は、実はそれほど面倒ではない珪藻土の壁の日常のメンテナンス方法についてご説明します。

手入れしやすい珪藻土とは

一口に珪藻土の壁といってもその種類はひとつではありません。手入れのしやすいものもあれば、手入れのしにくいものもあります。

珪藻土の壁を体験したことがない方が持つ、「触ると白くなったり、ボロボロと剥がれてきたりするのでは?」といったものも、確かにないわけではありません。

しかし、そうならない珪藻土の壁も存在します。要は選択する際に、しっかりと見極めることが大切です。

また「ボロボロと剥がれ落ちなければ良いのか」というと、実はそうではありません。ボロボロと剥がれ落ちないようにしっかりと固められたものの中には、珪藻土の長所である調湿性能を司る穴をふさいでしまっているものがあります。

これではボロボロと剥がれ落ちない変わりに、部屋の湿度を調節してくれなくなってしまいます。この辺りも含めて、特に初めての方は専門家の意見を聞いたうえで選択することをおすすめします。

ここまでをまとめると、「ボロボロと剥がれ落ちない硬さを保ちつつ」かといって「穴をふさいでいないものが手入れのしやすい珪藻土の壁」ということが言えます。

こうした条件が揃った珪藻土の壁であれば、日常的なお手入れ方法は、むしろビニールクロスの壁よりも簡単な場合もあります。

珪藻土の壁の日常のお手入れ方法

前述した条件の珪藻土の壁にすれば、日常的なお手入れはそれほど難しいことはありません。まず普段のお手入れですが、珪藻土はそもそも帯電しないため、ホコリが付着することはほとんどありません。

仮についてしまった場合でも、はたきなどで軽くたたいて落としたら、後は掃除機で吸い取るだけで問題ありません。また、乾いた布で軽くたたいてふき取っても構いません。ただし、水洗いはシミが残ってしまう場合があるため避けるようにしてください。

汚れがついてしまった場合のお手入れ方法

次に誤って鉛筆やボールペンなどがついてしまった場合や、手垢などの汚れを取る方法についてご紹介します。

それほどひどくない汚れであれば、消しゴムで軽くこするだけでも落とすことは可能です。また消しゴムで落ちない場合は、メラミンスポンジを使ってみることでも効果を期待できます。ただし、メラミンスポンジは、水をつけない状態で使用するようにしてください。

汚れが一部分ではなく広範囲に及んでいる場合は、食器洗いなどに使う中性洗剤を柔らかいスポンジに適量含ませ、汚れた部分を軽くたたきます。汚れが落ちたら、必ず乾いた布で洗剤が残らないようにふき取るようにしてください。

コーヒーや醤油といった、なかなか落ちない汚れがついてしまった場合は、中性洗剤ではなく、漂白剤を使用します。漂白剤を3~5倍程度希釈したうえでスポンジなどに含ませ、汚れた部分を軽くたたきます。こちらも汚れを落としたら、乾いた布で漂白剤を完全にふき取ることを忘れずに行うようにしてください。

どの方法も軽くたたいて汚れが落ちなければ、軽くこすってみます。もちろん壁が剥がれ落ちない程度に力は調整してください。

また、これらの方法で汚れを落とす際には必ず、事前にほこりなどを落としたうえ、目立たない場所で試してから行うようにしましょう。

たたいてもこすっても汚れが落ちない場合は?

たたいてもこすっても汚れが落ちない場合は、カッターナイフなどで汚れた部分を削り落とす、もしくは同じ色の珪藻土塗り、壁をきれいな筆先やハケ、コテ等を使って重ね塗りをするタッチアップという方法を使います。

珪藻土はホームセンターなどでも販売しているため、タッチアップを自分で行うことも可能ですが、うまくやらないと補修箇所がほかから浮いてしまい、汚れよりもかえってひどい状況になってしまう場合もあります。

仕上がりが不安だというのであれば、専門家に依頼することをおすすめします。

カビの取り方

調湿性能が高い珪藻土ではありますが、強アルカリ性でカビが生えない漆喰と違い中性であること、そして年を重ねていくことで飽和状態になり、うまく調湿ができなくなってしまう場合があります。

また冒頭でご紹介したように、穴をふさいで硬く仕上げている珪藻土の壁は調湿性能が低く、梅雨時など湿気が多い時期にはカビが生えてしまうことがあります。

カビが生えてしまった場合の処理方法ですが、それほど多くなければ市販のカビ取りスプレーでもきれいに落とすことができます。

しかし、調湿性能が飽和状態になっているということは、一旦カビを落としても根本的な解決にはなっていません。

そのため、再びカビが発生する可能性が高く、その場合は塗り直しをすることをおすすめします。

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