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弁護士コラムvol.73 「架空請求への対処」 城 昌志

2014年5月9日 公開 / 2014年7月4日更新

テーマ:弁護士コラム/いろいろ

広島 山下江法律事務所
山下江法律事務所 弁護士 城昌志
 近年、身に覚えのないお金を請求される架空請求が増えています。その手口もどんどん多様化しており、電話・郵便・メール・インターネットサイト等ありとあらゆる手段を用いて架空請求が行われるようになっているようです。
 これらの架空請求に対する対処ですが、基本的な対応としては身に覚えのない請求については無視するということに尽きます。架空請求業者は、サイトをクリックしたから契約が成立したのでお金を払う必要がある、昔保証人になったはずだ等とにかくお金を払わせようと様々な主張を行います。
 これに対して、こちらから相手に対して一度でも連絡を行ってしまうと、相手にこちらの情報を与えてしまうという不利益と、相手が「請求されることを嫌がっているな、もっと厳しく請求を行えばお金を取ることができるかもしれない」と考え、さらに請求が激しく行われるという不利益が発生することになります。
 ですから、身に覚えのない請求に対しては無視するという対応が早期に問題を解決させるために一番有効な手段となります。
 もっとも、すべての場合に無視をしていいという訳ではありません。
 きちんと対応を行わなければいけないのは裁判所から書面が届いた場合です。
 裁判所を利用した手続きは通常の訴訟の他、少額訴訟や督促手続といった簡易な請求方法がありますが、いずれの場合であっても裁判所からの請求を放置してしまうと、身に覚えのない請求であっても不利益に判断されてしまうことがありますので、きちんと対処を行う必要があります。ただし、「裁判所」を装った書面もありますのでご注意下さい。
 身に覚えのない請求に対して連絡を取って最終的にお金を払ってしまった、裁判所からの書面が届いたというような場合には適切な対応を行うためにもぜひご相談ください。

 執筆者:山下江法律事務所 弁護士 城 昌志 (広島弁護士会所属)


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