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山下江

「相続」と「企業法務」を得意とする法律のプロ

山下江(やましたこう)

山下江法律事務所

コラム

弁護士・江さんの『企業法務基礎講座 1』「法律は常識を文章化したもの」

2011年3月11日 / 2014年7月4日更新


「法律は常識を文章化したもの」

 まず最初に,企業法務に適用される法律は,民法,会社法,手形法・小切手法,製造物責任法,独禁法,下請法,不正競争防止法など様々ありますが,法律は難しいものではないということです。
 法律は,人と人,法人と法人などの間において争いになったときの解決の基準を文章化して定めたものです。関係者間においてなるべく公平になるように,皆が納得できるように基準が作られております。法律は,皆が納得できる(あるいは多数の人が納得できる)常識を文章化したものとも言えます。
 ですから,常識があれば,法律となっている文章を読まなくても,おおよその結論は見当が付くことになります。法律は決して難しいものではなく,争いを解決するための基準(常識)を文章化したものであり,常識人なら容易に理解できるものであると考えるべきと思います。
 前置きが長くなりましたが,さっそく,会社実務の最初に,契約と文書の意義について,述べます。


「契約書がないと契約成立といえないか」

 否です。契約成立は,当事者間の意思表示の合致により成立します。契約書はそれを証明するもっとも重要な証拠と言えます。すなわち,契約書がなくても,当事者の意思表示が合致していれば,契約は成立することとなります。
例として,100円のパンの売買について述べます。パン屋さんはこのパンを100円で売りましょうと意思表示しました。購入者は,このパンを100円で買いましょうと意思表示しました。ここに,両当事者の意思表示が合致したと言えます。これにより,100円のパンの売買契約は成立したことになります。契約書は不要です。
 ちなみに,この売買契約が成立したことにより,パン屋さんはそのパンを購入者に引き渡す義務を負うと同時に代金100円を受け取る権利を取得することになります。購入者は,そのパンをパン屋さんから受け取る権利を取得するとともに代金100円を支払う義務を負うことになります。


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