マイベストプロ広島

コラム

役員退職金を生命保険で準備してはいけません!

2021年9月9日

テーマ:知らないと損するお金の話

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: NISA確定拠出年金投資信託

生命保険より8年で2倍も有利な積立とは!

会社で入られている生命保険について

退職金の準備として、生命保険を活用されている会社はたくさんあります。
では、なぜ生命保険で退職金を準備してはいけないのでしょうか
よく入られている役員保険というのは、つぎのような長期定期保険です。

長期定期保険

若い時に加入して、満期が100歳近くまである保険です。
それを、だいたい70歳前後、役員が勇退される頃に解約すると
支払った保険料の94パーセントぐらいが戻ってくる、というのが長期定期保険の特徴です。
保険料の半額が損金になるということで、節税効果を狙って利用されています。
このケースは、死亡保険金が15,000万円、そして年払の保険料が292万円
67歳の時点で解約返戻金が7,685万円あります。
実質保険料に対して、かなりの戻りがあるので非常に良い保険に見えますが
実はお金のプロである私達は、こういう見方をしておりません。
少し古い話ですが、2018年1月20日の週刊東洋経済は「保険に騙されるな」
というタイトルでした。
どんな内容が書かれているのかと言いますと、保険で貯蓄はあり得ない
プロが加入するのは、掛け捨て保険だけという内容です。
なぜお金の専門家が貯蓄型の保険に加入しないかというと
払った保険料が100%以上になって戻ってこないからです。
お金のプロの考え方は、保険はあくまでもリスクに対する備えということ
なので、掛け捨て保険に加入し、積み立ては運用に回します。

掛け捨て
保障が付いていて、90%以上の返戻率があれば非常に良い保険だと
一般的には思われていますが、我々お金のプロはそういう考え方はしていません。
下記の事例は、2012年6月に加入した役員保険 月払保険料244,050円を
掛け捨て保険料14,805円、毎月の積立229,245円を運用に回した場合
2020年6月の時点では、保険だと解約返戻金は2,056万円
運用した資産残高は、5,051万円と2倍以上の差があります。

運用
この運用は、証券会社で販売されている一般的な投資信託を使って積立をした例です。
投資信託の購入には手数料が必要ですが、3.15%という手数料を引いても
これだけの運用成果になります。
「投信NAVI」というソフトで、毎月積立の運用を計算できます。

ナビ

加入されている生命保険を続けるべきかどうか
見直しをされることをお勧めします。

この記事を書いたプロ

本川吉弘

組織活性化と財務改善のプロ

本川吉弘(株式会社金融財務研究所)

Share

コラムのテーマ一覧

本川吉弘プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
082-555-2073

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

本川吉弘

株式会社金融財務研究所

担当本川吉弘(ほんかわよしひろ)

地図・アクセス

本川吉弘プロのコンテンツ