まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ広島
片島由賀

逆風を追い風に変える弁護のプロ

片島由賀(かたしまゆか)

勁草法律事務所

コラム

離婚することを決意したとき⑴

協議離婚

2017年9月2日 / 2018年8月18日更新

そもそも、離婚をした方がいいのでしょうか?


 離婚は、新しいスタートを切ろうというものですから、心機一転が図れる半面子供にダメージを与える・養育費などある程度の負担が男性側に来ることが多いなどの面もあります。また、女性側からすると、これまで主に男性の収入・あるいは双方の収入で回っていた家計の負担が、夫の援助を得られるにしても主に自分でまかなっていかなければならなくなるということが出てきます。
 離婚をすることを決意したというのに、そもそも離婚をした方がいいのかは愚問かもしれません。しかし、離婚により前述のように考えておくべき問題などが出てくることから、離婚をした方がいいのかなというくらいでそう簡単に離婚に踏み切ってしまうと、後戻りができなくなるので避けた方がいいと思われます。夫・あるいは妻側が離婚をしたくないと抵抗をした場合には使うエネルギーは相当なものになります。ですから、そうしたエネルギーや負担があったとしても、それを乗り越えてでも新しいスタートを切りたいという思いがある場合に離婚へと切り出した方がいいでしょう。

離婚を決意するかどうかで考えておいた方がいいこと


 まずは、夫あるいは妻がどういう態度に出てくるか想定することは重要です。そのうえで、ご自身で譲れる点と譲れない点を整理してみる必要があります。子供の親権や養育費その他のお金の問題についてどのような態度に出るのか、決めておく必要があるでしょう。
 どこまでの内容を提示するのか、当然相手から反対が出され話し合いによる調整がなされる場合にどこまでなら折り合えるのかをはっきりしておいた方が、話し合いなどのときストレスを感じないと思われます。
 よくわからない場合には、弁護士などの専門家に相談をしてアドバイスを得ておく必要があります。また、夫婦間の直接の話し合いでまとまりそうか、専門家を通じて話し合いをしてもらった方がいいのかといった、簡単な見極めもしておくと負担がなく、話し合いを進めることができるでしょう。
 どの程度の時間をかけて終わらせたいのかも考えておく必要があります。子供の親権やそもそも離婚をするのか自体が相当もめそうな場合はかなり時間がかかることが多いです。また、いきなり離婚調停を申し立てるのも相手とは全く話にならない・直接は話をする様子が見えない場合には考えられる方法です。ただし、調停は基本的には月1回程度の開催ですから,早めに新しいスタートを切りたいという考えであれば、最初の手段としては避けておいた方がいいこともあります。
 そのうえで、まずはご自身で話をしてみる・弁護士に交渉をしてもらう・いきなり離婚調停を申し立ててみる等方法をとっていくことになります。
 離婚を決意した際に、するべきこと・してはいけないことについては、次回に触れたいと思います。


 最近いい写真がないので、前に載せました岡山市から東部にあります岡山農業公園・ドイツの森のひまわりです。街路にもひまわりを見かけましたが、暑すぎるせいか、しなびていたりしおれていたりするものが多かったように思います。

このコラムに関連する記事をさらにご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
離婚をした方がよいか迷っているとき
離婚協議と弁護士の関与
離婚をするのにどのくらい時間がかかりますか?

この記事を書いたプロ

片島由賀

片島由賀(かたしまゆか)

片島由賀プロのその他のコンテンツ

Share