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井上健

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井上健(いのうえけん) / 内科医

いのうえ内科脳神経内科クリニック

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コラム

広島市中区いのうえ内科脳神経クリニックにおける頭痛患者さんの統計2021年10月発表

2021年10月12日 公開 / 2021年10月18日更新

テーマ:広島の頭痛外来

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 頭痛 対策

広島で頭痛外来を行ってます。
当院における頭痛患者さんの統計をまとめました。これは平成27年10月から毎年行っておりますが昨年度(令和2年10月7日から令和3年10月6日)の患者さんは以下のような結果になりました。
ホームページにも発表する予定ですのでご覧いただけたら助かります。



我が国では、緊張型頭痛の患者さんは片頭痛の4倍弱といわれております。
当院では緊張型頭痛の患者さんが302名で片頭痛の患者さんは994名となってます。
これは緊張型頭痛の患者さんは頭痛も軽いため病院に受診する必要がない方が多いためです。
当院に受診される多くの緊張型頭痛の患者さんは片頭痛など日常生活に支障をきたす頭痛を合併している患者さんのようです。

当院の特徴は重症頭痛患者さんが多いことです。

鎮痛剤や他院から処方された片頭痛治療の特効薬とされるトリプタン製剤などを飲み過ぎて受診される方が多いです。
また令和3年4月に発売された抗CGRP抗体製剤などを希望されて受診されるかたも多かったです。
日本中では薬剤の使用過多による頭痛患者さんは片頭痛患者さんの3%未満とされておりますが当院では片頭痛患者さんの約2割(16%)もの患者さんが薬剤の使用過多による頭痛で当院に受診されてます。
また、群発頭痛という重症頭痛の患者さんは日本国内で5万6千人から40万1千人というデータがでており片頭痛患者さんの数を100とすると0.7から4.7となっており(正確な有病率は不明)ます。
当院の群発頭痛の患者さんの数は片頭痛患者さんの数を100とすると10%くらいになります。
多くの群発頭痛の患者さんが当院に受診されてることがわかります。

当院でも片頭痛治験薬の投与を行いましたが、令和3年4月にガルカネツマブ、8月にはエレヌマブ・フレマネズマブの抗CGRP抗体・抗CGRP受容体抗体が発売されました。現存する予防薬のなかでは群を抜いて有効のようです。

統計には載せておりませんが肩こりなどから由来したと思われるだろう後頭神経痛や頭部外傷後頭痛・変性疾患に伴う頭痛など脳神経内科専門医として、二次性高血圧にともなう頭痛・内分泌疾患や呼吸器疾患にともなう頭痛など内科専門医として診断力を活用できた頭痛も多かったです。

当院を受診していただけるかたへ

当院は予約なくても受付時間内でしたらいつでも受診されてください。
初診のかたは初診受付というシステムもつかっております。
ホームページ右上からお入りいただけると助かります。
*当院の前の道路(江波線を東に一本入ります)は南から北の一方通行ですのでお気をつけください。

この記事を書いたプロ

井上健

頭痛診療のプロ

井上健(いのうえ内科脳神経内科クリニック)

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