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コラム

悲しみや心を「シェア(share)」???

お葬儀

2015年2月3日 / 2015年3月26日更新

皆さん、こんにちは。



家族葬・納骨堂・法要
広島県広島市のご供養専門の施設
ぎおん浄廟(じょうびょう)の宮本です。



「シェア」という言葉が最近よく
聞かれるようになりました。



シェア



まるでオシャレな言葉のように
メディアでも日常生活でも
毎日のように耳にします。



流行りの言葉なんですかね。



辞書で調べてみると
名詞として使われる時は



「仕事の分担」「役割」「分け前」
「株」「市場占有率」などの
意味となり



動詞として使われる時には「共有する」
「分配する」「分け合う」「負担する」
などの意味になります。



利益や財産、または物やお金などに対して
使われることが多いようですね。



先日業界専門紙を読んでいると
会費制の葬儀についての記事が
載っておりました。



同じ冠婚葬祭でも今まで会費制の結婚式は
聞いたことはありましたが、会費制の葬儀は
聞いたことがありません。



新しい葬儀の形なのでしょうか。



内容をよく読んでみますと次のようなことが
書いてありました。



親族と本当に親しい友人が集まって
* 故人の人生をシェア
* 集う方々が悲しみをシェア
* 葬送の心をシェア
* 葬儀費用をシェア



ここにも沢山「シェア」という
言葉が出てきました。



何故か違和感を感じるのは
私だけでしょうか?



故人の人生をシェアするって
よく意味がわかりませんし



悲しみや葬送の心は皆さんお持ちだから
故人の葬儀に参列されるんです。



ですからわざわざシェアする
ものではなく



参列者それぞれが故人を忍んで
お別れをして故人の想い出を
心に刻んでおく。



そしてそれが故人へのご供養の
第一歩となる。



それが葬儀を行う意味では
ないでしょうか。



葬送の心や悲しみは「分け合う」
のではなく「持ち寄る」ものだと
思います。



葬儀において「シェア」の言葉に
値することは葬儀費用だけでは
ないかと私は思います。



しかしそれも参列者がいる葬儀しか
該当しません。



現在、身寄りのない方や家族・親族と
縁のない方や



友人・知人のいらっしゃらない
高齢者の方が増えています。



またそれは今後の増加も加速すると
思われます。



医療・介護・行政等を含めてもっと
包括的に取り組んでいかなければ



今からの高齢社会の問題は「シェア」する
わけにはいかないと思いますよ。

この記事を書いたプロ

宮本伸久

宮本伸久(みやもとのぶひさ)

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