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中里清治

こだわりかつら制作のプロ

中里清治(なかざときよはる)

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中里清治プロのご紹介

かつら業界に一石を投じるかつらアドバイザー(1/3)

中里清治さん

料理人から、かつらアドバイザーへ。きっかけは女性のウィッグ

 かつら、ウィッグの製作と修理、販売を行っている「イーブン」。この店を取り仕切るのは、1977年よりこの道にたずさわる中里清治さんです。独立の始まりは2003年。中里さんの自宅から営業を始めましたが、お客様のご要望に迅速に対応し、調髪などのメンテナンスが充実したお店へ進化を遂げたいと、2009年から広島市中区八丁堀の広電白島線に面したビルの5階に移り、より利用しやすいお店として営業しています。そんな中里さんですが、実はこの業界に入る前は料理人でした。
 10代からレストランで修業をしていたのですが、多くの料理を覚えたいと当時のコック長に相談したところ、外国航路の料理人になれば多くの料理に携われると聞き、自らいくつかの船舶会社を訪問し、偶然にも外国航路の厨房員の見習いとして乗船することに。こうしてシンガポールやイラン・イラクなどへ行くタンカー船の乗組員の食事世話をしながら本業の料理の世界で働きました。ある日、乗船している船が、オランダで40日間のドッグに入ることになり、キャプテンなどと食事をした時に、偶然『かつら』と出会います。その時、同席する地元の女性の髪が、引き出しから黒いものを持って、化粧直しに出かけて戻った時には、金髪が黒髪になっていたのです。「ウイッグだったんですね。それはもうびっくりでした。」これが中里さんにとって生まれて初めてのかつらとの出会いでした。
 その後、25歳になった時、海老アレルギーが原因で、料理の道を断念せざるを得なくなった中里さん。途方に暮れていると、偶然目の前を高級かつらモンローという営業車が横切ります。その瞬間、オランダでのウイッグの女性が頭をよぎったのです。「これだ!」と確信した中里さんは、迷いなくそのお店の門をたたき入社。
 女性専用のかつらでしたが、途中から中里さんの上司が新たに男性かつら店を立ち上げたことで、とれないかつらのダウニーに移行し、かつらについての見識を身につけました。やがて「常に自然さを、キープ!」出来る店を作ろうと独立し、自らかつらを着け、より利用しやすい製品を生み出すべく、料理を作る気持ちで工夫を繰り返しながら開発するという現在に至っています。

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