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永柄正智

確定拠出年金活用のプロ

永柄正智(ながえまさとも)

アドバンス経営法務事務所

コラム

毎月分配型投資信託からの資金流出について。

マネーリテラシー

2017年12月9日 / 2017年12月10日更新



皆さんこんにちは。ファイナンシャルプランナーの永柄正智@CFPです。

先日の日本経済新聞に、2017年は「毎月分配型」の投資信託が苦戦しており、17年ぶりに資金が流出しそうだという記事が掲載されていました。

これまでは、投資信託の売れ筋商品として「毎月分配型」が人気を集めてきた日本ですが、投資家の金融商品に対する理解が進んできたこともあって他の商品に資金が流出しているのかもしれません。

そもそも分配型の投資信託でお金を増やすのは難しい

資産運用を行ってお金を増やして行く場合に一番大切なことは、複利運用の力を活用することです。

例えば、100万円を投資して、1年間で103万円に増えたとします。
次の年は、その103万円を引き続き投資して、さらに運用を続けていくというのが複利運用です。
複利運用は、時間が長くなれば長くなるほど、その効果は大きくなっていきます。



一方で、100万円が103万円に増えたとして、その年に3万円を分配金として取り崩した場合はどうでしょうか。
次の年は、また100万円からのスタートです。(いわゆる単利運用です)
この場合は、複利効果を享受することが出来ず、当然のことながら運用の成果はなかなか上がりません。

元本を崩して分配している場合もある

毎月分配型を購入されている方がよく勘違いをされているケースとして、分配金は必ず運用益から配分されていると思っている点です。

資産運用は、良い時も悪い時もありますので、当然のことながら必ず運用益が出るというものではありません。(減る場合もあります)
しかし、分配型の場合は必ず投資家に分配しなければならず、結果として元本を削って分配することになります。

このような仕組みがゆえに、主に債券で運用する投資信託は、現在の低金利下で運用に苦戦し、元本を取り崩すものが増えているようです。
金融庁も、分配型投資信託に対して、「長期的な資産形成につながらず、顧客本位ではない」と批判をしています。

「長期積立分散投資」が資産運用の基本

資産運用は、複利運用の力を活かした長期積立投資が基本です。
さらに、投資する商品を分散することでリスクを抑えることが可能になります。

資産運用の目的が、お金を増やすことであるならば、「分配型」よりは「再投資型」を選ぶ方が利にかなった選択、ということになります。

投資をする場合には、金融商品を選択する前にその仕組みをしっかりと理解しておかないと、後々大きな後悔をすることになってしまいます。

「i DeCo (イデコ)」や「NISA」、「家計の見直し」、「相続問題や相続手続き」に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。どなたでも理解できるように、わかり易くお話しをさせていただきます。

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