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永柄正智

確定拠出年金活用のプロ

永柄正智(ながえまさとも)

アドバンス経営法務事務所

コラム

「買うか」「借りるか」これからの賢い選択

ファイナンシャルプランニング

2017年7月29日 / 2017年8月30日更新


皆さんこんにちは!ファイナンシャルプランナーの永柄正智@CFPです。

マイナス金利の影響で、ここ数年「住宅ローン」の金利が低い状態が続いています。
新聞や雑誌では、「いまが買い時!」という広告特集を多く見かけます。

私自身、15年程前に自宅マンションを購入し、その物件を3年前に売却した経験がありますので、ある程度客観的な視点で、自宅を「買った方がいいのか」それとも「借りた方がいいのか」について考えることが出来るのではないかと思っています。

家は買った方がいいのか借りた方がいいのか。

自宅を購入する場合、ある程度の頭金を確保した上で、出来るだけ低利の融資(住宅ローン)を受けることは当然のことだと思います。(購入することを前提としている方、または借り換えをする方にとっては今がチャンスなのかもしれません。)

考え方は人ぞれぞれなのですが、重要なのは、家を買うことが、それ以降のライフプランに大きな影響を与えるということをしっかりと自覚しておくことです。(一度買ってしまえば後戻りするのは簡単ではありませんし、住宅ローンが払えなくなり、売却を余儀なくされる方が多いのも事実です。)

例えば、5000万円の家を、頭金1000万円、住宅ローン4000万円で購入したとします。
家を金融商品に置き換えて考えた場合、1000万円の元金に4倍のレバレッジを掛けて5000万円の投資をしたことと同じです。
日本では、新築住宅を購入してすぐに売却をしたとしても、普通は少なくとも2割、3割は価格が下がります。これは、不動産投資としては明らかな失敗です。
(これが、都心のワンルームマンションや収益物件であれば話は別です。)

自宅を購入する意義を考える。

自宅を購入する場合の意義は、大きな借金を抱え、住宅ローンを払い続ける以上のメリットを買主が感じられるかどうかに掛かってきます。
借家では、家庭菜園をしたり、家の増改築をしたりするのは難しいでしょうから、そのような趣味を優先される方は家を買った方が人生における満足度は高いでしょう。

しかし、一方で現在の日本の住宅市場を俯瞰しておく必要があります。これからは、日本の人口は減少し、明らかに住宅が余ってきます。大都市と地方の中核都市以外では空き家問題はさらに深刻になってきます。

そのような状況の中で、大金を支払って新築住宅を買う必要があるのかどうか。これから先、中古住宅市場には、これまで以上に物件が供給されるでしょう。その時に、出来るだけ価格を抑えて購入し、リフォームをするといった選択もあるでしょう。そこで浮いたお金を、住宅以外の支出に振り向けることも可能です。

三大都市圏と地方中核都市では、住宅価格が高騰しています。特に首都圏では新築住宅の平均価格が5000万円以上になっています。
住宅ローンの金利が低いから家の購入を検討する、というのではなく、その後のライフプランをしっかり考えた上で最良の選択をしていきたいものです。

「i DeCo (イデコ)」や「NISA」、「家計の見直し」、「相続問題や相続手続き」に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。どなたでも理解できるように、わかり易くお話しをさせていただきます。

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