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コラム

コロナ問題、不動産市場に新たな脅威!

2021年5月4日

テーマ:今後の不動産市場

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 収益不動産注文住宅不動産管理



こんにちは!
広島市・府中町で活動していますAXCISの臺原です。

先日、福岡に出張に行ってきました。
この度はどうしても温泉に入りたかったので、旅館に宿泊しました。
平日という事もあって宿泊客がとても少なく、私を含めて4組ほどとのことでした。部屋が空いているから通常よりもグレードの高い部屋にしてくれました(やった~)。
料理もおいしく素敵な旅館なんですが、人の少ない旅館ってなんかさみしいですね。しかも一人で広い部屋で宿泊なので更にさみしい。
だんだんと、さみしいというよりも夜怖くなってきて・・・。

一人で旅館に泊まるのはもういいかな。


以前のブログでもお話ししましたがここ近年、建築費の値上がりが続いています。
2015年ころ積算した建築費を今の条件で再積算してみると、1割~2割値段が違います。
それに伴い、土地の価格も上げ止まっているので、今の新築市場がどういった状況なのかわかると思います。

しかし最近、ショッキングなニュースが入りました。
今後、更に木材価格の急騰が起こりそうです。

木材価格の上昇要因

・世界中の不動産バブルによる、各国の木材の奪い合い。
住宅価格の上昇率:アメリカ年間11%超、イギリス年間7.5% シドニー2021年3月の1ヶ月で3.6%、中国10年間で約2倍、持ち家比率は7割(日本は約6割)

・コンテナ不足で海運物流の動きが悪い。

・日本に木材が入ってこない、でも国内で供給量は賄えない。

これらの要因はコロナの影響が大きいと考えられています。
アメリカでは金融緩和で住宅ローンの金利が下がり、都心に住む必要がなくなり郊外に住宅を建てる人が多くなった、中国での経済活動の再開が需要過多に大きく影響しています。

世界各国で木材需要が爆上げしていて、国内に木材が入ってこない状況です。

今後考えられること

・建築中の木造住宅は大幅に工期が遅れる。
材料が入ってこない状況なので、工事がストップする可能性があります。
ローンの返済開始日のことなど、取引銀行と早めの相談が必要です。
住替えなら、退去日、引き渡し日などの日程調整も行いましょう。

・使用木材の変更
外国産の木材から国産の木材に変更しなければ工事が進まないかもしれません。

・価格の上昇
2割~3割の上昇の可能性があるようです。

・工務店の倒産
木材が手に入らないので工事が進みません。資金繰りに困ることが予測されます。

建築木材の価格の上昇や、それに伴う工事の遅れ・停止は工務店の責任ではありません。木材が世界的に足りないという、どうしようもない状況なので「話が違う!」と工務店を責めてもどうにもなりません。
同じように危機的な状況なので、そこはお互いの理解が必要です。

不動産市場への影響

今後、家を建築するコストは間違いなく高くなります。高くなっても、ちゃんと工期が読めればまだいいのですが、それすらわからない状況です。この問題がいつ解決するのか誰も見当がつきません。
今まで3,000万で建築できたのに、3,800万円必要になってくるかもしれません。
そうなると、新築で家を購入する人は少なくなってくると思います。そもそも、新築に拘ったり、ありがたがるのは日本だけです。

アメリカの住宅購入の割合は新築が2割程度で8割は中古を購入します。良い物件かどうか見極めて、リノベーションして大切に使用します。
アメリカ以外でもそういった国は多く、「新築!」って言ってるのは日本人ぐらいです。
「本当に新築がいいのか?」今後考えられるテーマだと思います。
「わざわざ狭い土地を買って、高い建築費を払って新築を買う必要って何?」
「数年たてば同じ中古なのに数年間の新築ブランドって必要?」
「中古の方が立地、広さ、品質がいいのでは?同じように建てようと思ったら、今では同じような条件では建てれません。」

今後、日本の住宅市場もアメリカなどと同じように中古物件に必ず目が行くと思います。そうなれば当然需要が高まりますので中古物件の価格も上がってくるかもしれません。

まとめ

オリンピックによる建築資材の上昇、被災地の復興、職人の高齢化に伴う人員不足等々、様々な影響で近年建築費が上昇していました。木材に限らず、コンクリートや鉄筋などの資材も上昇しています。
更にこの度のウッドショックは世界規模なので、先が全く読めません。

もう山を切り開いて新築を建てまくる時代ではないのだと思います。日本は将来人口が減ってくるのは間違いのない事実なので、地域によっては空家だらけになることは目に見えています。
木造住宅は20年を過ぎるとほとんど評価がなくなってしまいますが、今後この評価方法も変化してくると思います。有名な北海道の時計台はツーバイフォー工法ですが100年以上たっても健在です。
日本の木造住宅は、30年そこらで建て替えるのはもったいないです。
メンテナンスを行って、お気に入りのリノベーションをすれば、新築よりも価値の高い中古物件ってたくさんあると思います。

「本当に何が必要なのか?」コロナ禍の時代、とても大切な事かもしれません。

ご拝読、ありがとうございました。

弊社HPもご覧ください。
株式会社AXCIS

よろしくお願い致します。

この記事を書いたプロ

臺原智也

不動産活用のプロ

臺原智也(株式会社AXCIS)

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